この前、榛原郡Y図書館での作業中に外壁の白華除去を依頼いただき作業してきました。
白華(はっか)とはコンクリートやモルタルの表面部分に浮き出る白い生成物のことで、これが浮き上がる現象を白華現象(エフロレッセンス)といいます。
白華が生じたとしても、コンクリート構造物の強度には問題はなく、生成物も無害であるが、外見上の問題となります。
さっそく、作業開始、タイルを痛めない様に剥離しますが、石の様になってなかなか手ごわいので秘密兵器の洗浄剤を使って溶かす事にしました。
図書館という環境に配慮して、クエン酸を主成分とした洗浄剤を使用しました。溶かしては削りを繰りかえして綺麗になりました。
これで利用者の皆さんも気持ちよく施設をご利用いただけると思います。