古い道具と会話して…大工道具たち

2009 年 6 月 25 日 木曜日 投稿者:terada

古いものから多くを学びとる事が多い大工のイロハは、まるで古き良き時代の人と文通をしているかの様なつもりになってしまいます。と勝手に文通気分な鉋侍海野です。

刃物収集をしていくと、見えてくるものがあります。 刃物界で名を馳せた名人の打った刃物(刃物好きなら聞いた事のある鍛冶屋名 鉋の銘) それは僕も初めはブランド集めに始まりました。自分の月給クラスの刃物から、車のローンクラスの刃物、はたまた骨董市で銀貨で買える刃物まで。 中にはあるんです。聞いた事も見た事もない刃物の中にトテツもなく素晴らしい表情の刃物達が…!

刃物は嘘が付けない物の一つで、その刃物を遣う職人さんが一番それを知っているんです。切れない刃物を高いお金を出して『切れる』と信じてそれを買い…切れたのは自分の頭の血管…だった事も少なくなかったです。いつしか刃物に限らず、アンチブランド物になっていた自分がいます。本物とは本物だけが出合える代物だと思います。

何かに興味を持って生きていると自然と、その何かに繋がるものに出合っていくものです。アンテナが出来るからなんですかね。それから野性的本能も研ぎ澄まされます。何度も失敗と言う名の階段を登り、成功を掴みとるんです。飛ばし飛ばし来た者はいずれ踏まなければならない失敗を成功を手にしながら踏むと言う屈辱を味わうはめになります。 だから失敗は大切なんですね。

野球では10回のうち3回ヒットを打てば高打者。裏を返せば7回は失敗してるんです。さらに裏にすると表になりますが、7回の失敗があるから3回打てるんです。って考えてみたらどうです!?あなたも首位打者になれますよ。
投稿者 実は野球侍

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