給気口から空気がはいらないという衝撃的な見出しがありました。
建築業界情報誌で日経ホームビルダーという本の見開きページに目をやると……
24時間換気が義務付けになったのは2003年
実験はある住宅で窓を全部閉めて 1.2階の洗面、トイレに設置された3か所の換気扇を強運転して(合計で約140㎥/時間)洗面、トイレのドアを開け放ち、居室6か所の給気口を測定したら値がすべて0(10㎡以下)という衝撃的な事実(当然、フィルターも掃除してある状態)
実験した住宅は気密の低さ(C値は5㎠/㎡)に原因があったそうです。窓、床、壁などのスキマから空気が入ってきて、住宅内の計画的な換気が出来ず、なんと夜中、就寝した寝室ではCO2濃度が3000ppmを超えていたそうです。(建築物における衛生的環境の確保に関する法律でビル向けのCO2濃度は1000ppm以下)
弊社 SW工法のお施主様は約0.5㎠/㎡前後と高気密を現場検査によって測定しています。そしてけいざい君(ダクト方式の第3種換気)で計画的な換気をお約束しています。
言い換えれば、計算された24時間換気と高断熱高気密住宅では窓をほんの少し開けるよりも窓をしっかり閉めた状態のほうが良く換気するという事なんです。季節の良い時は窓を全開にして風を感じましょう。
計画的な24時間換気には気密が良くなければいけませんよ。