厚さ10/1000ミリ以下を競う鉋の薄削りの世界・・・in静岡

2009 年 6 月 15 日 月曜日 投稿者:terada

静岡大工建築業協同組合主催「第1回削ろう会静岡大会」
昨日、静岡ポリテクセンターで開催された栄えある第1回目に
弊社も参加してきました。

どうですか?チームTERADAは。
いい顔しているでしょう?
記録を追いかける選手(侍もいますが・・)の顔です。

弊社が「削ろう会」と名の付く薄削りの競技に参加するのはこれで通算3回目です。
私のような素人には、毎回目からウロコのオンパレード。

そもそも薄削りの薄さが常識を超えた世界であることに驚きました。
単位は1ミクロンが1/1000ミリ。
10ミクロン以下の薄さで競い合います。
日本女性の髪の毛1本がおよそ30ミクロンですから
削った木はひらひらと透けて極上のシルクのようです。

その薄さを極めるために技術のありったけを駆使します。
鉋(かんな)の刃と台は時間をかけて丁寧に調整し
狂いを防ぐために空気に触れないようしっかり包んでおきます。
削る材木は水分を与えてからしっかり包み込んで蒸らします。

むむむ・・・、大工の世界は計り知れません!
古いようでいて新しい魅力があるような気がします。
この魅力をもっと多くの方々に知って頂きたい!

と言うことで、大会の詳しい模様は
静岡発!笑顔が浮かぶ家づくりブログをご覧ください♪

投稿者:コロ

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