感動なくして改心無し! 今晩わ!心動かされる事ばかりをかき集め日々邁進している鉋侍海野です。 最近、自分が刃物に対してそんなに変態だと思わなくなりました。それは会社をあげて全国大会へ出場して全国の刃物に没頭する鉋の遣い手を沢山見れた事が一番の理由にあげられます。
それともう一つは、ここのところ頻繁に現場仕事に応援に来てもらっていた大工さん達の中に、鉋の薄削りに非常に興味を示し研究所にコモルほど熱心に鉋を語る二人が誕生したからでもあります。この二人は次回の全国大会(神奈川県で行われるらしい…)にエントリーしたいと意気込んでおられます。仕事の傍ら日々刃物研ぎに精進している二人を見て私より遥かに変態に見えて内心ホッとしています。まるで初めて全国削ろう会に行った時に沢山の鉋マニアな人達を見てホッとした時と同じ…いやそれ以上にホッとした気分であります。その神奈川県で行われる全国削ろう会は行政、メディアを巻き込んでの試みとなるらしく、きっと全国区レベルでは最高峰の大会になるのでは…と第三者としては思っています。その二人の鉋侍と我社の棟梁富山さんは必ずや!表彰台にあがってくれる事でしょう!僕は影ながら手伝わせてもらおうと考えております!!(なんて…)
恐らく自分の持っている砥石全てを使い切るには百年かけてもなくなる事はないです。どれくらい集めれば気が済むの状態になってしまっています…勿論、生まれ変わったとしても大工になるつもりなので望むところなのですが…(笑えない)
では本日のアレです。
ダイヤモンドの商人がやってきて、このダイヤモンドは永遠の輝きをどうのこうのって言うるけど、せいぜい百年しか生きられん人間に、永遠の輝きを売りつけてどうするじゃ。俺らが欲しいのは今だけです。
これは甲本ヒロトさんの名言です。 次は鉋侍さんのアレ。
砥石の商人がやってきてこの層の砥石は買いたくても買えない代物ですわ。高いけど安い買い物ですよ~ などと言ってあたかも自分が山で掘ってきた様な口調で砥石を売っています。せいぜい4ミクロンがいいところの鉋侍は、その砥石屋さんの名刺をそっとポケットにしまい込み買いたい気持ちもしまい込む。そして帰って自分の砥石を眺めて~一体自分は何度生まれ変わって何度大工をやればいいんだ…と砥石屋になって売るしかない事に気付くのである。(笑) By 鉋侍
本当の本日のアレ!
おのれ上手と思わば、下手となるの兆しと知るべし。
投稿者 手裏剣侍
こんにちは、大変お世話になりました。文化の秋ですね、今回は貴方に、感動侍功労賞を差し上げます。賞金は今後貴方のエッセイを死ぬまで読み続けることです。私の先輩(男性)に50年来俳句と川柳をやって有名な方がいます。
その方の持論は、(1日1回の感動を)です。感動なくして思いの人生は送れないと思います。私も貴方を見習って頑張ります。
私の父は戦前からの大工でした、仕事のない時は良く研ぎ物をしては、道具を穴の空くほど眺めていました。結婚してから包丁をよく研いで貰いました、凄く良く切れて使い始めは何度か手を切りました。今は母の日に6本の包丁を息子に研いで貰いますが、結構切れます。覚醒遺伝でしょうか、。PtAの冊子に
もし今の仕事でなかったらの質問に、大工と書いてあつた事がありました。
mitsueさん!ありがたき幸せです。またブログを書く力になります。我が家では家宝とまではいきませんが、名刀のあつらえた包丁を奥方に使ってもらっていますが、そのうちその包丁も幻の包丁などと言われる時代がそこまできています。娘が嫁入りする時にはその包丁を持たせてやろうと考えています。当然娘の結婚相手になる者は私が刃物の研ぎに合格印を押せるくらいに包丁研ぎが上達すなければなりません(笑)研ぎの指導で打ち解けあわなくてわであります。mitsueさんのお父さんの話・・・今日の一番の感動でした。お父さんの刃物や道具見てみたいものですが、恐らく見ずとも当時どんなに輝きを放っていたか察することができます。また、これからの付き合いの方が長くなりますので末永く元気に会社共々宜しくお願いいたします。 またコメントお待ちしております。