航跡  人生何事も経験だ。

2009 年 9 月 7 日 月曜日 投稿者:terada

s-IMGP1258仕事第一の弱点はいくつもありますが、その一つが乗り物酔いです。回るプールに浮かんでいても遊園地のコーヒーカップの様な乗り物でも沖に浮かぶ船を岸から見ていても、酔ってしまいます。釣りの前日の気象情報を見て、そんな私に鉋侍が「1.5mの波なんてベタベタの凪だよ。プールみたいなもんだよ」と言ってくれました。(そのプールで酔うんだよなと思いつつ………….)次の日、天気予報は波2m~2.5mのうねりを伴うと出ていました。

乗船30分前には酔い止めを飲み、不安と闘いながら乗船真っ暗な荒波(私にとって)の海に出ました。いつのまにか他の人は船のキャビンで仮眠をとっていましたが作業主任が横になると「オレ横になると酔うんだよな」と教えてくれました。作業主任と応援大工の梅さんと駿河湾沖まで満月に近い月を見ながら酔ってはいけないと思い起きていました。(遠ざかる岸を見ながら、沈んだら泳げないと思いつつ)

朝日とともに釣り場に到着、結構波が大きいです。うねっています。立っていられない。(これが凪?嘘?、本当にここで6時間以上耐えられるのか……..)船頭の合図で釣り開始です。初心者なのか潮のせいか仕掛けた針がよく絡まります。イカも釣れ、やっと仕掛けの投げ方が分かったころ、 私の横で作業主任が吐いています。とっても辛そうです。(とっさに見てはいけないと思いながら………)しばらくすると社長もキャビンの中にときどき消えていきます。梅さんもつらそうです。s-IMGP1262

今回、なにが凄いって作業主任が凄い。酔っては竿にもたれかかては復活して釣る。また酔っては復活。そしてまた酔う……….まるでゾンビのごとくで、ある意味不死身でした。(そんなに毎回なりながら釣りが好きって?ドM?)

釣りも終盤にかかり鉋侍がうねりで上下するデッキの上で沖干しを作っていました。40杯近く釣っていたのでこれ以上、家に持って帰ってもしょうがないので私も作ってもらおうとイカをもって行くと沖干しの作り方を教えてくれました。(料理が出来ない私。ひき肉をこねるのもためらう私)鉋侍は「イカの目は外側から内側に向かってとったほうがいいよ」と教えてくれても………と思いつつ何事もトライしてみようとやってみました。(近くを一点集中してみるとスグ酔うんだよなと思いながら)結果10枚程度作りました。

さらに波が大きくなりイカの反応も消え釣り終了の合図!s-IMGP1276

 2時間かけて駿河湾沖の大海原から帰路についのですが、乗船したみんなが仮眠をとっている間、私は一人大好きな航跡を見ながら何事もトライしてみるもんだと思いつつ、酔わなかった事に感謝し、さっそく携帯の圏内に入ったので仕事の段取りメールや☎をかけていました。

投稿者 仕事第一

コメント / トラックバック 3 件

  1. 海野 友徳 より:

    次回こそは!!凪(なぎ)の絶好な日和に釣行しようと計画しますので、メゲずに釣り行きましょう!!次なる獲物は、真鯛です。秋が深まれば鯛の数釣り!なんてこともあるんですよ。海にもやはり神様がいまして、そんな日には景色だけでも最高に気持ちE
    ですよ!あのウネリでよわなかった専務・・・実は天性の釣り師だったりして・・・      船酔い侍

  2. 寺田康典 より:

    電動リールが4万円で竿が………クーラーボックスを大きいのを買って………
    危ない!危ない!侍に誘導されている?
    鯛は下手でも釣れますか?

  3. 海野 友徳 より:

    鯛釣りはホボ運がものを言います。座った釣り座や潮の流れ・・・あれを釣ったら道具を買いたくなるでしょう!さあ!!!入り口はこちら!  勧誘侍

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