先日…図書館で大正時代前後の写真集に出逢い、目が釘付けになりました。鉋侍海野です。自分の産まれる前の日本、自分の親ですら産まれていない…そんな時代の写真集です。
当時はカメラとは貴重なものだったと言うのもあるとは思うんですが、モノクロの中にいる人々は、何か誇りを胸にしている様に見えました。 大人から子供まで、カメラに向かって真剣な眼差し…現代を生きる自分には、その目力が強烈でした。
終戦後あたりから、被写体に笑顔が見え初めるのですが、時代の違いを痛感させられました。当時から現代を予測するのは困難でしたでしょうが、当時から学ぶ事は沢山あると思うのは自分だけではないはずです。
時代の流れで、仕方のない事と言ってしまえば…それまでですが…
スピード社会と言われている現代…早いのはパソコンの能力で実は人間のスピードは早くはないんだと自分は思っています。むしろパソコンや携帯電話に時間を奪われる方が多い今の世の中…いろんな誘惑が多すぎて、物の入れ替わりが沢山過ぎて早く感じてしまうスピード。なんだか訳がわからなくなってしまいますね。
最近は天気とにらめっこする時間がほとんどで、仕事の時間 プライベートな時間も湿りがちです。しかし、日本に居れば梅雨は毎年訪れます。子供が泣くの?仕事なら、雨は降るの?仕事。それなら貴方は何をしますか?(笑)
出ずる月を待つべし、散る花を追うことなかれ!
これ楽しく生きる秘訣です。
投稿者 侍