真心籠めて、杉板の浮造り(うづくり)仕上げ!

2012 年 11 月 6 日 火曜日 投稿者:terada

次第に汗が額から全身に・・・。

弊社の工事長(富山)が打ち込んでいる作業は、杉板の浮造り(うづくり)加工です。

刈萱(かるかや)の根を円筒状に束ねた道具で杉板の木目に沿って何度も擦り、木目を浮きだたせて行く作業なんです。(夏目を削って、冬目を浮きだたせ、木肌の表面を引き締めていく作業です。)

数時間後、杉板の木目は次第に浮き上がり出し、磨き込まれる度に美しく艶を増していきます。

「木」って・・・不思議ですね。

想いを込めて行った「手作業」に必ず応えてくれるのです。機械加工ではなかなか味わうことの出来ない木目の美しさ・・・。

そして木肌表面からは、山の香りを感じることが出来ます。

そこに住まう方の幸せを願い、想いを込めて、浮造り(うづくり)仕上げに打ち込んでいきます。

『富さん(工事長!) 頼みましたよ!』(^^)


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