もう一度、この手道具(鉋)を磨き直し、・・・。

2012 年 7 月 25 日 水曜日 投稿者:terada

工事長(富山)が、必死になって鉋刃の錆びを落としていました。(専用の錆び取り粉を丁寧に刃物に塗り込むようにして、こびり付いていた錆びを落としていきます。)

この鉋刃は、今は亡き親方の倉庫から出て来たものです。(富山も、この鉋刃とは、なんと17年振りの再会となるようです。)

もう一度真心籠めて手入れして、
この鉋刃を蘇らせたい!・・・そんな富山の想いが私にも伝わってきました。

大工道具も機械化、電動化が進み、
手道具の価値が薄れがちですが、
【真心籠めて家をつくり上げて行く】と云う親方からの教えは、決して薄れて行くようなものではないと、鉋刃を蘇らせよと真剣になっている富山をみていて感じました。

「頼みましたよ、富(とみ)さん!その鉋刃であの大黒柱を仕上げて下さい!」(^^)


コメント / トラックバック 1 件

  1. […] 先日、偶然にも見つけることが出来た亡き親方の鉋刃を蘇らせて、この大黒柱を仕上げさせて戴くことになりました。 […]

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