最近・・・ オールドレンズが人気だと云う。
その背景にあるのが、ミラーレスと呼ばれているデジタルカメラの普及なのかもしれません。カメラ任せでも、とてもきれいに写せてしまう時代なのに、なぜ今頃になってオールドレンズなのか・・・?
実は私も、先日ネット注文していた、マウントアダプターが到着しましたので、早速ミラーレスタイプのデジタルカメラに、机の下で長いこと眠り続けていたレンズを取り付けてみました。
流行のミラーレスカメラと昔のレンズの合体です!
解像度っと云ったような写りの良さから言えば、当然、現在のカメラ用に設計されたレンズの方が技術的にもシステム的にも写りが良いのであるが・・・。
今、求められているものは、数値的な写りの良さだけではない様です。
古いレンズの中には、ほんわかボケたり、画像周辺が少々流れ(みだれ)たりと、それぞれのレンズに癖があるのです。
描写に癖のあるものを、【味わい】として受け止め、趣きのある写真を撮ろうと、若い世代もオヤジ世代も撮影を楽しんでいるようです。
オヤジ世代は青春時代を味わったレンズを懐かしみ、若い世代はノスタルジックなテイストに新鮮なものを感じているのですね。
こうして考えてみると・・・。
【家】に求められるものも、ただ単にハイテク性能だけではなく、【住み心地】と云った心地よさを感じて頂くためには、古くから伝わる暮らしの知恵だったり、自然と上手に付き合って行く工夫が成されたものが必要なんだと感じた次第であります。
もちろん 弊社の求めているゼロエミッション住宅をつくり上げる上でも、
この味わいをプラスして、心地よさを感じて頂かなくては!
『さぁ! 私も、このレンズでどんなシーンを狙ってみようかなぁ。。。』(^^)