SW(スーパーウォール)工法仕様による土台据え付け工事
A様邸土台据え付け作業は真夏の暑さとの闘いでした。
強烈な紫外線!猛烈な反射熱! 海野をはじめ、この作業にあたってくれたサポート大工職(相馬氏・梅原氏)の皆さん!お疲れ様でした。
そんな真夏日における土台据え付け作業でありましたが、基礎内には、真冬時には特に効果を発揮する断熱施工も行われています。
これは・・・外気の影響を受け易い基礎外周部の断熱性を高めることによって、基礎内部の温度変化を緩やかにするためであります。
更には基礎外周部の気密性能をUPさせるため土台と基礎天端の隙間がまったく生じないようにシリコンコーキングを施工させて頂いています。
これで建物をしっかりと支え得る床下地組が完了いたしました。
更に細かなことですが、基礎と土台材を締め付け固定する為のボルト部の小さな穴も携帯用の発泡ウレタン材を吹き付け断熱処理を行います。
ボルトなどの金物(金属)は熱を伝えやすいので、このような断熱処理がしっかりと行われていないと、床面の快適性を損なう要因の一つになってしまいます。
しずおか優良木材(檜材)を使用しての1階床下地組が完成いたしました。
家づくりのために地場の良質な木材を使用すると云うことは、森林の活性化にも結びつきます。その結果、地球環境保護にも効果が期待出来きるのですから、(株)寺田工務店では地場の信頼のおける優良木材の積極的使用に努めて行きたいと思っています。
あとは、この床下地組に厚張りの構造合板を施工して行きます!
その前に!防虫処理をしっかりと施しておきます。
本日(7月14日)の作業はここまで!
明日(7月15日)朝一からは、厚張り構造合板を張り上げ専用フィルムにて全面養生いたします。
A様邸現場は資材を仮置きしておくスペースがまったく無いので、建前作業における各資材の搬入計画は綿密に行わなければなりません。
『暑くても構わないから現場の段取りが狂ってしまうような雨が建て方時に降りませんよう~に! 神様!お願いします!!』