静岡市駿河区のI様邸では、只今既設建物の解体工事が行われています。
(今回は、屋根重量についてのお話をさせて頂きたいと思います。)
左の写真は瓦材を撤去した状態を撮影したものですが、瓦の下には、大量の【土】を発見!
『はい!この当時の瓦屋根の施工方法は【土葺き工法】であったためです。』
この工法のメリットとしては、野地(屋根下地)ムラなどを調整することが出来ますから、屋根をもっとも美しく葺き上げることが出来るのです。
しかぁ~し!重量は非常に重く、1メートル角四方の重量は100Kg近くになりますから、建物(構造的に)への負担も大変大きくなってしまいます。
大きな地震が襲ってきたら・・・。と考えると、少しこわくなってってしまいますね!
今回新しく生まれ変わる(建替える)I様邸の瓦屋根材は非常に耐久性も高く、重量も軽量なので、建物への負担も軽減されます。
先ずは【安心して暮らすことの出来る家】をお施主様にオススメさせて頂くためにも、建物重量をスリム化することは重要なことだと考えています。