弊社の工事長(富山)が打ち込んでいる作業は、杉板の浮造り(うづくり)加工です。
刈萱(かるかや)の根を円筒状に束ねた道具で杉板の木目に沿って何度も擦り、木目を浮きだたせて行く作業なんです。(夏目を削って、冬目を浮きだたせ、木肌の表面を引き締めていく作業です。)
数時間後、杉板の木目は次第に浮き上がり出し、磨き込まれる度に美しく艶を増していきます。
「木」って・・・不思議ですね。
想いを込めて行った「手作業」に必ず応えてくれるのです。機械加工ではなかなか味わうことの出来ない木目の美しさ・・・。
そして木肌表面からは、山の香りを感じることが出来ます。
そこに住まう方の幸せを願い、想いを込めて、浮造り(うづくり)仕上げに打ち込んでいきます。
『富さん(工事長!) 頼みましたよ!』(^^)