最近の仕事は、美容室の改装をしています。
真面目な住宅の造作とは違った感覚で装飾していくのが慣れなくて楽しいものです。
遊び心がなくてはインパクトがでてこない装飾性なのです。
以前から自分は考えているものと何か同じ感覚です。
現代の住宅で長い間当たり前とされている和室の納まり…大工としてカケダシの頃は、必死で高級感、常識とされる木組の基本、美しさ、シキタリ、などなど…を追いかけていたのですが、今はムシロ否定的な自分がいます。若者の和室離れは。今までの建設業者が生んだ結果だと思います。
安価で、落ち着いて、多くの人が欲しがる畳みの間というものを提供する側として、色んなバリエーションを用意してやらなくては…と思うのです。
本日のあれ
自信のある自己流は
自信のない正統派に勝る。