A様邸の立ち上がりを本日、打設しました。天候に恵まれ施工する事ができました。
しかし気温が上昇するこの季節は、打設後にすぐさまシート養生を行います。
コンクリートは打設したら終わりではなく、その後の管理がとても重要です。
養生
打ち終わったコンクリートは、水和反応により十分に強度を発現し、所要の耐久性、水密性、鋼材保護性能等の品質を確保し、有害なひび割れを生じさせないようにする。
コンクリート打ち込み後、硬化を始めるまで直射日光、風等による水分逸散を防ぐ。
打ち込み後ごく早い時期に表面が乾燥して内部の水分が失われると、セメントの水和反応が十分行われない。また、表面だけが急激に乾燥すると、ひび割れの原因となるのでシートで日除け風除けをする。
雨が降っても×、天気が良すぎても×、季節、天候にあった養生が必要です。 ここでのシート養生はコンクリートがゆっくり乾く(硬化)為の大切な養生アイテムです。
明日も晴れそうなので、明日は基礎に散水したいと思います。
手間はかかりますがA様邸の基礎が120%の条件で硬化できる様、見守って養生期間を過ごしたいと思います。
投稿者 仕事第一
飲食関係にいて体つきも脆いですが、このような仕事出来る物ですか?
コンクリート圧送 ポンプ車作業というのはどんな仕事で、どこまでをやって一つの仕事『現場』終りなんでしょうか?まだ採用されていませんが。
飲食関係も立ちっぱなしで私たちでは出来ない仕事かもしれません。
圧送は規模の違いもありますが、1名~複数名で現場のコンクリートを打設します。クレーンのような機械で出来るところは比較的簡単ですが、現場に鉄製の配管を数十本つないで高層階にコンクリート打設する場合は結構な力仕事です。比較的に若い方が多いです。
ありがとうございます。数名でやるということですね!スコップなどで入れていくんですか?
ではポンプ車作業ってのはどんな物なんですか?
よろしくお願いします
なお様 コメントありがとうございます。
コンクリートは1㎥で約2tあります。(大きい生コン車は10t積載しています)とても人力では運べないのでポンプ車を使用します。木造の基礎でも30t~50tを圧送します。ビルや橋など大きい現場では何百㎥も施工する場合があります。作業としては大きなプールの様な範囲を鉄筋で組まれた上を長靴で歩きながら、象の鼻の様な重いホースを小脇に抱えて現場内を移動しながら、いっぺんにたくさん流し込むと枠は壊れてしまうので、順番に端からちょうどいい量のコンクリートを流しこんでいきます。コンクリートは夏には固まってしまうので施工しはじめると休みなく作業をする場合もあります。
小さい現場などでは一人で施工する場合もあります。ポンプ車は小さい物でも新車なら2千万以上、大きな物なら5千万前後もするので作業が終わるとコンクリートが機械の中で固まらない様に現場作業のほかに整備(清掃)もよくしています。