UDの大切さを身をもって感じます!
私がこの道(建築業)を選んだのは、逞しかった親父の影響であります!
(弊社のHPにあります和風住宅の中にも書き込みさせて頂きましたが、私が幼かった頃の親父は私にとっては憧れの存在でありました。)
そんな親父も来年は満80歳です。
4年前に肺がんを患い、放射線治療や抗がん剤投与のため静岡県立静岡がんセンターに一年間入院することになってしまったのです。もしも治療が成功したとしても命が助かる確率は100人に5人です。・・・たとえ今回の治療が成功したとしても二年後の生存率は。。。××ですと担当医の方から宣言されてしまうなど本当に苦しい時期がありました。
更には退院後も放射線治療等々の影響なのか起き上がることも出来ない日々が周期的に襲って来るのであります。
しかし本人の頑張りと周りで親父を支えて下さる皆様方の想いが天に通じたのでしょうか、既に退院後3年が過ぎ四年目に突入しています、これで一安心!と思うこの頃でありました!
が・・・しかし!昨日(7月26日)、私がお客様の処へプラン打合せにお伺いしている間に、散歩に出掛けていた父親は側溝のグレーチング部に躓き、起き上がることも出来ないほど怪我をしてしまったのです。
やっと病気治療が終わったかと思っていたら 今度は怪我の治療に専念しなければなりません。
それにしても・・・自分自身で立ち上がることもなかなか出来ない親父を車椅子から乗用車へ 乗用車から車椅子への初歩的な介護がこんなにも難しくて大変なものだとは思ってもいませんでした。
こんなことすら満足に介護出来ないなんて、なんとも情けなく、お恥ずかし限りであります。(いつも介護されている方々から見たらきっと呆れてしまうことでしょう。)
そして更には、あらためて UD(ユニバーサルデザイン)された家づくりが!まちづくりが!社会が!必要であると感じさせられました!!
親父の身長は179cm、体重は73kgであります。 ・・・私よりも5cm近くも大きいのであります!(トホホッ。。。)こんな私ではありますが、私にとってはたった一人の親父であります。逞しかった親父に対して何も恩返しは出来ませんが、これからの介護に心を持って取り組んで行きたいと思っています。
(長々と書き込んでしまいました、・・・家づくりブログなのに。。。)スミマセンデシタ。