今回の、私の「写真ブログ:ちょっとそこまで(写真ノート)」の舞台となったのは、
とあるお客様がお使いになられていた借家の庭であります。
「退去時のリフォーム工事」を、お客様からお請けさせて頂くこととなり、
早々現地調査に向かわせて頂いた時のことなんです。
その敷地に一歩踏み込んだ瞬間から、
私は自分の子供時代の懐かしさに包まれてしまいました。
綿密なエクステリア計画や、農薬による消毒の行き届いた庭ではなく、
「雑草」が小動物を育むような優しさを感じさせてくれる空間だったのです。
白い花を咲かせるドクダミ、黄色い花のカタバミ、紫色の花のムラサシキカタバミ
そして地を這う様に広がっていく「ヒメツルソバ」などなど・・・・・。
飾らない優しさ・美しを感じることの出来る、「雑草を楽しむことの出来る庭づくり」
どうか皆様も、
ほんの少しだけいつもの視線の高さを下げて「雑草」の中を覗いてみてください。
そこに、「暮らし」の原点があるのかも・・・。(^^)