祝・上棟! 東北のご実家のぶんまで「家」への想いを

2013 年 12 月 7 日 土曜日 投稿者:terada

奥様から私達へ労いのお言葉

・・・今日のブログは、ながながと書かせて頂きます(汗!)

先日のことです・・・。
水回商品(キッチン等々)をお決め頂きたくて、お施主様の奥様を車にお乗せして、リクシルのショールームに向かっている時のことでした。

ショールームに到着するまでに、何か世間話でもしなくてはと・・・
「あの・・・、奥様のお国はどちらなんですか?」と尋ねてみました。

すると奥様が・・・。
『私の実家は岩手県なんです。3・11の大津波で実家はすべて流されてしまったんですよ。』

『大きな御影石の石臼が実家の宝物だったのに・・・、あんなに大きくて重い石臼までが流されてしまって、どこを探しても見つからないんです。・・・。』

・・・と、凄まじい津波の被害等々をお聞かせ下さったのです。

そのお話をお聞きして、私が心に誓ったことは・・・

「今回の家づくりが、奥様の宝物となるような、そんな想いを抱いて頂けるような家を精一杯造らせて頂こう。」ということです。

O様邸 上棟式

O様邸の建て方作業に当らせて頂きました全てのメンバーがこの想いを胸に、
「いい家を造り上げよう!」と、精一杯各自の作業にあたらせて頂きました。

幸い、お天気も良く、
各作業をスムーズに進めることが出来、無事に上棟式を執り行うことが出来ました。

上棟祝いの席では、奥様自らが祝宴のための歌や踊りを披露して下さり、
私達家づくりスタッフを温かく労って下さったのです。

そして私が一番感激してしまったのは、
奥様からの「スタッフへの労いのお言葉」です。

その中の一つに・・・、
『家づくりに対して、熱い想いとプライドを感じました・・・・。』
と、言って頂けたことが嬉しくて・・・・。

その瞬間、もう目頭が熱くなってしまって、こみ上げて来るものを感じました。

お施主様から頂けた「労いのお言葉」に恥じることの無い様に、
「竣工」目指して皆で精一杯「いい家づくり」に努めさせて頂きます。

「家」とは、そこに住まわれるお客様のために「真心」をもって造り上げて行かなくては!と改めて感じることが出来た想い出深い上棟式となりました。

 

『O様!御上棟、おめでとうございます。』(株)寺田工務店スタッフ一同

 

 

追記・・・。

こちらも宜しくお願いいたします。(^^)

 

 

 

 


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