新旧の部材を伝統の技で接合して行く 木造軸組工法における増改築
増改築工事における大工仕事は手作業が多くなります。
新築工事における構造材(木材)の刻み作業は、作業効率やコストパフォーマンスが最優先される為、データをあらかじめコンピューターに入力し、機械で継手や仕口を加工するプレカット方式が採用されることが殆どであります。
しかし増改築工事の場合は既設の部材と新しい部材を手作業にて仕口(接合部の継ぎ手加工)加工し、施工して行かなくてはなりません。その為・・・各大工職一人ひとりの経験と技術が問われる作業となります。
弊社の富山・海野もこの道20年以上のベテラン大工!手作業が多い増改築工事と成りますと、俄然張り切って作業に取り掛かっていました。
新入社員(大工職になりたくて入社したパワフルレディー!)のARISAにとって増改築における大工作業は勉強になることでしょう!(掃除作業をしながらも先輩たちの技を身に付けていってほしいと思っています。)
2008年09月26日 09:14
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