2008年05月
第1回ハウス・オブ・ザ・イン・エレクトリック2007 【優秀賞】受賞
スーパーウォール工法が【優秀賞】受賞
スーパーウォール工法の省エネ性能と省エネ住宅普及活動が高く評価され、【ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック・2007】にて優秀賞を受賞いたしました。
先日、静岡市清水区三保のM邸にて構造見学会を開催いたしましたが、勿論M邸はこのSW(スーパーウォール)工法を採用した自由設計の家なのであります。
地震に強く!地球環境にも十分配慮したSW(スーパーウォール)工法の家造りがこれから益々皆様に認められて行くように(株)寺田工務店も精一杯【いい家造り】に精進して行きます。
【削ろう会 高岡大会】 (株)寺田工務店の参加メンバーも大健闘でした!
腕に自信のある大工さんがなんと600人 【削ろう会 高岡】
『削ろう会 高岡大会に初参戦して来ました!』・・・今回の大会参加によって(株)寺田工務店の家造りスタッフはそれぞれに良い経験をさせて頂いたと感じています。
会場が富山県の高岡と遠方であったため、土曜日の各現場作業をお休みさせて頂いての大会参加となりました。各現場のお施主様方には今回も私の我儘をお聞き入れ下さり、誠に有難うございました。
今回の大会で得た貴重な体験を活かしながらお施主様と共に造り上げる【いい家造り】の思いをこれからも高めて行こうと思っています。
『初参戦するなら 思い切って行こう~!』と考えた私は・・・静鉄観光さんの21人乗りの小型バスを貸切り、スタッフの家族も乗せて富山県の高岡を目指しました!
出場するメンバーも家族の応援が有ったらきっと心強いのではないかと思い、今回の【削ろう会ツアー】を実行しました。会場に到着した時には既に全国から腕に自信のありそうな大工さんらで賑わっていました。
地元新聞にも削ろう会のことが大きく取り上げられているではありませんか!こんなにも大イベントだったなんて私は何も知りませんでした。
【大工の技継承 考える】・・・なんともすごいテーマが掲げられています!確かに大工仕事は機械化され、手道具を使っての仕事内容は今日の住宅建築からは激減しているように感じています。しかし全国各地からこれほど多くの大工職の方らが集まるのだから、若い職人さんもこれから益々頑張ってほしいと強く思ってしまいました。
会場は重要文化財の勝興寺境内で行われました。今回の大会は大規模な修繕中の素屋根の中で大会が行われるのです。先人達の技の息吹を感じながら競技に参加出来るのですからそれだけでも貴重な体験であります!(しかし鉋削りにエントリーした方々にとっては会場にセッティングされた削り台の間隔が非常に狭く、きっとやり難かったことと思います。)
(株)寺田工務店の参加メンバーは3人!・・・一台の削り台を3人で使わなくてはなりません。(こんなことだったら各個人名で登録させてあげればそれぞれ3人が余裕をもって大会に臨めたのではないかと悔やまれてなりませんでした。)
削ろう会の主な方から計測にあたっての幾つかの注意点等が発表されました。10ミクロン以下の記録を認められた者には記録認定証が後日発送されるとのことでした。
富山と海野であれば今回の大会で10ミクロン以下の記録を十分に出せる実力があると私は信じて今回の削ろう会ツアーを計画しました!しかし・・・辺りを見渡すと大工魂が熱く迸っている【つわもの揃い】って感じなんです!(始まったばかりなのに私が弱気になっていてはいけな!・・・なんとか二人にはリラックスして、いつもの調子で臨んでほしいのです。)
『さぁ!富さんと海野君! 二人で1・2(ワンツー)だぁ~!頑張って行こう~!』・・・(仕舞ったぁ・・・。こんな時にガンバッテは逆効果だったかも!?と後悔先に立たずであります・・・トホホッ)
今大会への出場にはあまり乗り気では無かった富山には余計な緊張がないのか削り厚も12ミクロン~8ミクロンをコンスタントに出しているではありませんか!(ヨッシャ!これはいける!私の期待は大きく膨らんで行きます!)
富山も海野も先ずは軽く肩慣らし!・・・しかしどうした訳か海野がいつもの調子が掴めない様子!(私が彼に掛ける期待は大きく、大会前日にも『全国の鉋侍なんかに絶対負けるなよっ!大会新あるのみ!』と・・・強いプレッシャーを掛け過ぎてしまったようです。)
私が彼らをじっと見ていては更にプレッシャーを掛けてしまうと思い、他者の様子を探りに会場内をちょこと偵察して来ることにいたしました。
今回の大会はこの薄削り競技にエントリーされた方々ばかりではなく日本の伝統建築を支える職人達の各催しも至る所で見学出来るのです!
大鉋を巧みに操り一気に削って行くその姿には感動しました!その他にも普段見ることの出来ない手作業の素晴らしさに驚くばかりの私です。
さて・・・競技に参加された方々はどんな状況なのか探っている私ですが、皆さん本当に素晴らしい!『鉋屑が透き通っているんです!』・・・そしてもう一つの発見は殆どの方々がヒバ材を使って薄削りに挑戦しているのです!(9割以上の方がヒバ材を使っていたと思います・・・いやっそれ以上だったかもしれません!)
きっと何度もこの薄削りの大会にチャレンジしている方々はヒバ材がこの競技に一番合っている材料であると判断したのでしょう・・・。
なぜ・・?海野はヒバ材じゃなくて尾州の檜材を選んだのだろう!?(すでにその時点で情報不足!皆に負けているではないかぁ~!と心の中で叫んでしまいました。)
私は早速 この事を海野に知らせようと我が参加メンバーの削り台目掛けて走り出しました。(・・・いったい何故海野はヒバ材じゃなくて檜を選んだのだろう!?きっと彼だったら皆がヒバ材で参加して来ることくらい分かっていたはずなのに!と何度もなんども自分に問い掛けてはみたものの答えは出て来ませんでした。)
漸く 我が削り台の所まで辿り着きました!・・・『おい!何故ヒバを使わなかった!?』と問い掛けようとしたのですが、海野が真剣になって鉋の話を誰かにしているではありませんか!
この方はどこかで見たような? 思い出しました!超有名な直井さんではありませんか!(日本を代表する宮大工の棟梁であります。)
『・・・なぜ君の鉋 こんなに厚く作ったんだね?』・・・と直井さんの質問に『はい! これは今大会用に僕が考えてみたんです! 鉋を強く押えようとし過ぎてしまうその気持ちを鉋台の厚みを厚くすることで上手く気持ちを抑えられるんじゃないかと・・・。』(まったくうちの海野と来たら、超有名な直井さんを相手に堂々と話しが出来るなんてなんて感心な男だ!)
『社長!・・・今の方 宮大工でも超有名な直井さんっすね~!俺 もういっぺん 刃を研いで来ます!残り時間が心配だけど・・・。』と言い去るようにして1階の研ぎ場まで鉄骨階段を駆け下りて行きました。
なんとなく吹っ切れた様子!先ほどの直井さんとの会話が海野の気持ちを和らげてくれたのか、余分なプレッシャーから解き放たれたようです。
直井さんは富山にもARISAにも優しく話し掛けてくれました。・・・しかしこの世界に入ったばかりのARISAにとって直井さんの存在は皆無!
あの方が後でどなたか教えてあげたらきっとビックリすることでしょう!
『社長~・・・あのおじいさん誰なんですか? 知ってますぅ・・・???』
その問い掛けに私は答えました『あの方は 超有名な宮大工の方だよ! 日本を代表する宮大工の棟梁さぁ』
『今のおじいちゃんがですかぁ~ えぇ~!!知らなかったぁ~!』
この世界に入ったばかりのARISAにとって直井さんのような有名な方にお会いできたことは一生の思い出になると思っています。これを機会に両先輩に食らいついて頑張ってほしいと思っています。
『富山さぁ~ん ・・・・今の方 超有名な宮大工の方 なんですって!』 (その笑顔を忘れずに仕事に取り組んでほしいものです!)
再度 研ぎ作業に掛った海野の姿は、もうなんていったらいいのか一心不乱でした。刃先を携帯用の顕微鏡で確認しながら何度か研ぎ直している様子でした。
『パパ~ ガンバッテ!』と愛娘の声援を受けて 黙々と刃先を研ぎ出しています。海野にはなんと言ってもこの声援が一番の支えであることは間違いありません。
研ぎ作業を終えて海野が戻って来ました!この時点で既に計測提出時間がかなり迫っていました。(富山も今回海野がこの大会に勝負を賭けて臨んでいることを十分に知っていたので、残りの時間は全て海野に削り台を渡し、自分の削り作業はこの時点で諦めたようでありました。)
(・・・富山には悪いことをしてしまいました。私がもっと会場の鉋台の台数状況やその他のリサーチが出来ていれば、両人にもっと落ち着いて競技に参加させてあげられたのですが・・・。)
総べては 海野に任せられました! そして計測です!弊社でも今大会出場の為に購入したマイクロメーターを使って仮測定したのですが、結果は10ミクロン~8ミクロン(1ミクロン=1/1000ミリ)
私はもうその様子を写真に収める余裕もなく、『よしっ! 俺がサポートするから! 撮影は誰か代わって!』そんな事を言いながら再度海野が削りに挑戦するのをサポートしました。
『社長!・・・ もう今の削りで 測定してもらって来ます!』・・・と言い去り、ARISAを引き連れ2階の我が削り台から4階の一番奥に設置された測定審査場所へ階段を駆け上がって行きました。
既に多くの競技参加者の方が透き通るような薄さの鉋屑をちぎれないように注意深く抱えながらな並んでいるではありませんか!
漸く・・・海野が測定して頂ける順番が回って来ました!(私は心の中で、三人が互いに協力し合い頑張って来ました!どうか良い記録が出ますようにと祈っていました。)
『・・・6ミクロンですね!』と削ろう会の方の声が聞こえました!
『やったなぁ~!すごいぜ海野君!!』と声を掛けようとした時でした。大きなビデオカメラを抱えた人達が海野にインタビューをして来たのです!海野も結果を残すことが出来てほっとしたのか、顔からは笑みがこぼれていました。
この様子は高岡ケーブルネットワークにて放映されています!(是非 彼の勇姿を見てやって下さい!)
・・・さて ARISAですが 記録云々じゃなくて チャレンジする気持ちが大切!海野も好成績を残せたことだし、ARISAも挑戦してみなくちゃ!
恥をかいたっていいじゃないかぁ!・・・何もしないで静岡へ帰ったら後悔ばかりが残ってしまうよ!と私に軽く肩を叩かれたARISAは海野先輩の鉋を借りて薄削りに挑戦していました。
女性だからとARISAの周りには多くの方が見守ってくれるのか、本人は余計に緊張してしまうようでありました。
次回は自分の鉋で!自分が研ぎ出した刃先で!チャレンジしてほしいと思っています。ファイトある彼女なら諦めない限りきっと道は開けて行くと信じています!(ARISA!静岡に帰ってから先輩方がビッシビッシッと指導して行くそうだぞ!)
『・・・ところで海野君? なぜヒバ材じゃなくて 檜材を選んでの出場だったの!?』この私の問いかけに海野は笑いながら
『社長~! 皆がヒバで勝負して来るからって 真似してちゃつまらないでしょ!』こんな答えしか返って来ませんでした。(なんとも豪快な奴です!なんとも頼もしい男です!)
ご覧くださいこの3人の笑顔! 私はこの笑顔を大切にして【いい家造り】に精進して行きたいといつも心に強く思っています!『富さん!いつも皆を纏めてくれて本当に有難う!(株)寺田工務店の棟梁として益々頑張ってほしいものです!』
・・・そして皆さま 超~長々と語り尽くさせて頂いた今回の私の社長ブログに最後までお付き合い頂きまして誠に有難うございました。これからもスタッフ一同心を一つにして、お施主様と共に造り上げて行く【いい家造り】を目指して行きます。
白川郷にて 水田と合掌造りの建物
『削ろう会(高岡大会) 初挑戦して参りました! 速報その1
遥々高岡へ! 削ろう会へ初挑戦 この笑顔が大切なんです
第二十一回削ろう会(高岡大会)・・・『(株)寺田工務店の大工職メンバーも削ろう会に初チャレンジです!』どうですか!皆様この三人の笑顔!! この大会を通してそれぞれ3人の得たものはとても大きなものがあったのではないかと感じています。
本大会に照準を合わせ大会に臨んだ海野!各現場の管理、そして新人の面倒をみながらこの大会に臨んでくれた富山!憧れの大工職にスタートをきったばかりのARISA!・・・今回この3人のチャレンジ姿は、とても私の文章能力では一度に書き表すことなど不可能であります。そんな訳で今回は【速報その1】としてこの笑顔をUPさせて頂きました!
大会場所が富山県の高岡であったため、土曜日の各現場作業をお休みさせて頂いての大会初参戦となりました。
各現場のお施主様には誠にご迷惑をお掛けしてしまいました。どのお施主様も私の我儘(今大会への参加)を快くお聞き入れ下さり誠に有難うございました。
この大会に参加させて頂き、(株)寺田工務店の家造りスタッフの得たものは非常に大きかったと思っています。この経験を【いい家造り】に活かして行きたいと思っています。
次回は3人のチームワークで勝ち取った記録をUPさせて頂こうと思っています!『はい!もちろん認定書が贈られる十マイクロメートル以下の記録であります!』
2階ベランダまでもガーデンプランニング! 静岡市駿河区S邸
リビングとの一体感が楽しみです! S邸ガーデンプランニング
静岡市駿河区S邸現場も先日建物の竣工検査を済ませ5月27日に鍵のお引き渡しをさせて頂きます。S邸は木造3階建ての高気密・高断熱・高耐震の次世代省エネルギー住宅です。
お施主様に現場までお越し頂き庭造り(ガーデンプランニング)の第二回目の打合せをさせて頂きました。作造さんの構想プランをお施主様のS様にお伝えしたところS様も非常に気に入って頂いたご様子!2階のベランダ部分のスペースもガーデンコーディネートのご依頼を受けました。
22.5帖のLDKスペースとガーデンコーディネートされたベランダ部が一体の空間スペースとなりS様の親しい仲間が大勢お集り頂いた時にはとても楽しいホームパーティーが開かれることでしょう!
その他にも見所が一杯なんです!かねてからお施主様の御要望の一つに、バスケットゴールの設置が掲げられていましたが、もちろん親子で額に汗して楽しむ空間スペースも上手く取り入れてみました。
庭造りとは、そこに住まうご家族の幸せを優しく包んでくれる場所でありたいと思っています。【家】があり【庭】がある・・・そこに幸せな【家庭】が生まれる。そんな庭造りをコーディネートして行きたいと考えています。
CO2ダイエット診断書ってご存知ですか!? 静岡市清水区 M邸
地球環境に優しい家造り 【CO2ダイエット診断書】
先日(5月17・18日)清水区三保のM邸にて構造見学会を開催させて頂いたのですが、ご来場下さったお客様方に高耐震な木造住宅をじっくりと御体験頂くことが出来たのではないかと思っています。
しかし(株)寺田工務店の家造りスタッフが皆様方にお伝えしたかったのはそればかりではありません!スーパーウォール工法で建てられた家は非常にに省エネ性が高いのです!
【CO2ダイエット診断書】ってご存知ですか!?もちろんM邸にもこの診断書が発行されているのであります。この診断書は、どれくらい地球温暖化に貢献しているかわかるように、一般住宅と比較したCO2削減量をお知らせするものです。
M邸のCO2ダイエット診断書によりますと・・・M邸の冷暖房費エネルギーCO2換算量(kg/年)は【1450】一般住宅は【2720】よってCO2削減量は、【▲1270】となります。
この差をもっと分かり易く表現したものが診断書内に記されていました。それによるとSW(スーパーウォール)住宅は一般住宅よりも車で東京・大阪間を約6往復相当のCO2削減効果があります。と記されているではありませんか!?(これには私もビックリ)
地震に強いというだけでなく、地球環境にも配慮した人に優しい家造りを目指して行きたいと思っています。
CO2ダイエットは、スーパーウォール工法が叶えてくれますが、私自身の体重は・・・・どんなダイエットが効果的なんでしょうか!?(最近特に仕事へのストレス解消のためか暴飲暴食の毎日であります・・・このままではいけない!なんとかしなければ・・・。)
『高耐震ってどんな造りなの!?』 構造見学会 清水区M邸
M邸構造見学会 ご来場有難うございました。
静岡市清水区三保のM邸現場にて【構造見学会】を二日間に渡り開催させて頂きました。御来場下さったお客様の組数はなんと合計67組! (たいへん多くのお客様方にご来場頂きまして誠に有難うございました。家造りスタッフ一同大感激です。)
初日での反省点をふまえ、二日目はスタッフの役割分担を明確にし御客様の応対をさせて頂きました。(初日は私と専務だけがお客さま方に構造や意匠のことについて応対させて頂きましたが、二日目はスタッフ一人ひとりが家造りへの熱い想いを御説明させて頂くことといたしました。)
普段は額に汗して現場仕事をこなしている弊社の大工職メンバーですので、御客様方とお話をさせて頂く機会も少なく不十分な御説明でご迷惑をお掛けしたことと思いますが、スタッフにとっては、御客様が真剣にお聞き下さるその様子に感激し、全ての皆さま方が【いい家造り】に大変ご興味があることを知る素晴らしい機会を与えて頂きました。
上部写真は木工事責任者の富山が実験装置を使ってスーパーウォール工法とはどんなものなのかご説明させて頂いているところです。
その他にも【15分で分かるこれからの住宅】と称して分かり易く纏められたビデオをご覧頂き各現場の施工事例などをご説明させて頂きました。
M邸の住宅模型を展示させて頂いたコーナーには沢山の方々がお集り下さり、各部屋の間取り等を真剣ご覧になっていたのが印象的でした。
特に若さ溢れるフレッシュなお客さま方は、M邸の模型を囲み楽しく語らっているご様子でした。『完成したらまた是非見せて下さいね~!』とお施主様でありますM様のおじいちゃんが若者たちにお願いされていました。(実はこのフレッシュな方々は海のスポーツを通してM様のおじいちゃんとたいへん親しくされているメンバーの方々なんです!)
専務が担当させて頂いたコーナーでは、耐震ソフトを使って地震に強い構造体を分かり易くご説明させて頂きました。耐震等級3の構造体とはいったいどの位強いのか? 『震度7の大きな地震が来ても大丈夫なんですかぁ~!?』と皆様真剣になってパソコン画面を見つめていました。
二日間の構造見学会で一番感じたことは、皆さま方が予想以上に【地震に強い家】を望まれているということです!家造りの必要最低条件の一つは、なんと言っても建物の耐震性ではないでしょうか!安心して暮らして頂くことが出来るように高耐震な家造りに努力して行きたいと強く思っています。
今回、構造見学会会場として快く現場をお貸し下さったM様に感謝の気持ちで一杯であります。そしてお忙しい中、構造見学会会場へとお越し下さった皆さま方、誠に有難うございました。今回の構造見学会開催にあたり弊社スタッフも大いに勉強させて頂きました。この経験を活かし【いい家造り】目指して頑張って行きます。
現場見学会 初日から大盛況でした! 静岡市清水区三保M邸
高耐震な造りの良さを御体感して頂きました。 清水区M邸
静岡市清水区三保M邸現場にて構造見学会(初日)を開催させて戴きました。ご近隣の方々そして遥々県外からも!22組のお客様がご来場下さいました。
私もご来場下さったお客様方にM邸の高耐震な造りの良さを御説明しなければ!と必死になって応対させて頂いたものですから、会場の状況写真を撮影している時間が有りませんでした・・・。
皆様が非常に感心をお持ちになって下さったのは、丈夫な基礎構造・そしてスーパーウォール工法を採用した構造躯体です。先日・・・中国で大変大きな地震が有りましたが、やはり家の耐震性には非常に感心が高かったように感じます。
M邸は耐震等級3相当の高耐震設計!骨太な軸組&SWパネルの組み合わせから成り立つモノコック構造が安定した耐震性を生み出します。
構造見学だけでなく、会場に御用意させて頂いた削り台コーナーでは皆様鉋削りを楽しまれていました。丁寧に鉋仕上げした木艶の良さにお客様もビックリ!(なんと女性のお客様もなかなかの腕前でした~!)
清水区三保のM邸構造見学会は明日(AM10:00~PM4:00)も開催させて頂きます。お近くにお住まいの方、建物の構造に御興味がお有りの方は是非ともM邸構造見学会へ起こし下さい!
『皆様のお越しを お待ちしています!』
第22回 静岡SWスター会 (一斉見学会各社報告)
一斉見学会の各社報告 (静岡SWスター会 第22回)
グランシップの10階にあります一会議室にて第22回静岡SWスター会が開催されました(5月14日 PM1:30~PM5:00)参加メンバーは、スーパーウォール工法を採用し各社の特色を活かしながら【いい家造り】に精進している静岡県下18社の代表者の方々です。
私はこの静岡SWスター会を通して本当に多くの事を他社様から学ばせて頂いています。此処で得たものを自社に取り入れ、【いい家】を求めていらっしゃるお客さま方にスーパーウォール工法の家造りをお伝えして行きたいと強く思っています。
この会合の中で各社からの事例発表をお聞きするとともに、(株)寺田工務店も2008年3月に行われた【静岡県下一斉見学会】の報告を各社様に発表させて頂きました。駿河区S邸現場にて構造見学会を行わせて頂いた時の結果報告です。
木造住宅の構造・仕組みに非常に興味をお持ちのお客様方が、S邸現場にご来場頂き、弊社スタッフも大変感激した事を思い出します。それと同時に、お集り頂いたお客様方に満足な応対が出来なかった事・・・もっともっと家造りの熱い思いをお伝えしたかった事などなど、反省点も一杯ありました。
この反省点を今回の構造見学会(清水区三保M邸)に活かし、ご来場下さるお客様方にスーパーウォール工法を採用した【いい家造り】の秘密をお伝え出来ればと願っています。
『今度の土日は清水区三保にてM邸構造見学会! 皆様のご来場お待ちしています!』(開催時間 5月17・18日AM10:00~PM4:00)
静岡市清水区三保 M邸構造見学会のお知らせ (その1)
完成後には見えなくなってしまう部分だからそ重要なんです!
上部の写真は弊社の現場管理者(寺田康典)が自ら小屋部分の気密処理を行っている様子を掲載させて頂いたものです。小屋裏などは建物が完全に完成してからではどんな仕様になっていたのか・・・?そこに住まわれるお施主様であっても知らないことが多いのではないでしょうか!
彼は自らの手で全ての箇所を発泡ポリウレタンを用いて気密処理を行っていきます。一級建築士でもあり、この現場の管理者でもある彼にとって仕上げ工事の内部に隠れて後からでは見えなくなってしまう部分だからこそ、人任せには出来ないのです。(職人さんが一服している時間も惜しんで各箇所の気密処理作業に取り組んでいました。)
なぜこのような気密処理が次世代省エネルギー住宅には必要であるのか?高気密・高断熱・高耐震の木造住宅っていったいどんな造りであるのか?・・・・などなど実際に現場にお越し頂き、【いい家造り】の秘密をじっくりとご説明させて頂きたいと思っています。
なんと!お施主様でありますM様のご厚意により構造見学会を開催させて頂くことになりました。(日時は5月17・18日AM10:00からPM4:00 場所はここをクリック)この機会に是非!多くのお客様にご来場頂き、(株)寺田工務店が目指している高気密・高断熱・高耐震の【いい家造り】を御体感頂きたいと願っています。
各展示住宅や完成見学会の派手さはいっさい有りませんが、【いい家造り】を真剣に御客様方にお伝えさせて頂きたい!
『是非M邸構造見学会へ御越し頂きたい 宜しくお願いいたします』
見た目だけじゃないんです!お手入れのし易さも大切なポイント!!
トステムショールーム静岡にて 暮らしの便利を体感下さい
静岡市駿河区K邸現場も鉄骨建て方作業を完了し、地中梁の鉄筋配筋作業・型枠作業と工事を進めています。(K邸の構造は重量鉄骨構造3階建です。)
躯体工事が完成するまでにはまだまだ時間が掛りそうですが、今のうちに内部の住宅設備機器をじっくりと検討して頂く為にお施主様の奥さまとトステムショールーム静岡を見学して来ました。
システムキッチン・システムバス・洗面化粧台といった水回り商品もとってもお洒落なものばかり!しかしそれだけでは有りません!住設機器はなんと言っても【お手入れ・取り扱い】のし易さが重要なポイントですよね!
そんなところをじっくりと御体感して頂く為の各実験装置も備え、知識豊富なスタッフが分かり易くご説明させて頂きます。K様の奥さまも日頃のお手入れのし易さに重点をおき、各器具を御検討されていました。
ショルームの見学を終え、K様をご自宅までお送りさせて頂く間に、K様が『トステムのスタッフの方は優しくてとってもいい感じね~!』と仰って頂けたことが私も非常に嬉しく感じました。
全てはお施主様の新しい暮らしの為に、【いい家造り】目指して精一杯頑張って行きたいと思っています。
3階建て重量鉄骨構造 (基礎編) 静岡市駿河区K邸
重量鉄骨構造はなんといっても基礎が大切!
静岡市駿河区K邸現場です。基礎部・地中梁鉄筋配筋検査を実施いたしました。重量鉄骨構造のメリットの一つは、優れた耐震性であります。
しかし・・・この優れた耐震性能を発揮させるためには、基礎部の構造が最も大切!地中梁の鉄筋配筋検査は、設計図(構造図)をもとに各断面ごと慎重にチェックして行きます。
各部において構造図に相違ない鉄筋配筋状況を確認出来ましたので基礎部・地中梁の型枠作業と工事を進めて行きます。
御近隣の方々がK邸の基礎状況をご覧になられ『いやぁ~!凄い鉄筋の数ですね~!しかもこんない太い鉄筋を使うのですね!』とびっくりされていました。(そうなです!木構造と比べてしまったら、躯体重量も大きくなりますから、当然基礎部における鉄筋の量もコンクリートの量もかなりのものになります。)
(株)寺田工務店では 木構造であっても重量鉄骨構造であっても お施主様に安心して暮らして頂ける高耐震な建物造りに精進して行きます。
いぶし瓦の魅力を我が家に活かす! 静岡市駿河区O邸
平板燻瓦を使って現代和風スタイルに挑戦! 駿河区O邸
先日の(4月23日)、建て方作業を開始した静岡市駿河区のO邸現場ですが、現在・・・屋根工事に関しましては、野地(屋根下地)の下地処理を完了させ瓦の荷上げ作業が行われました。
O邸で採用させて頂く瓦は、日本を代表する瓦!【燻瓦】の材質なんです!通常燻瓦と言うと【和瓦】を想像してしまいますが、瓦の形は和洋を問わずお使い頂ける平板タイプものです。
御値段は少々お高いですが、シャープな葺き上がり姿と燻(いぶし)瓦の風合いが相俟って現代和風の外観には非常に良くマッチングするのではないかと思います。(これは余談ではありますが、赤・青の地に☆☆の印で有名な〇〇模型さんの社長様のご自宅に採用された瓦と同じものなんです。)
今から葺き上がりがとても楽しみな私です!渋く落ち着きを醸し出したい時には【燻瓦】の魅力は捨て難いものがあります。月明かりに照らされた時などは、幻想的で美しいその葺上がり姿にきっと魅了されてしまうことでしょう!(オーバーな奴だぁな~!と言われてしまいますが、私自身 この燻瓦の渋い輝きが大好きなんです!)
もちろんこの屋根葺き作業にあたってくれるのは、昨年の夏にも大活躍してくれた瓦人!大石さんです!『これから日差しが益々強くなって来ますが、頑張って下さいね!オオイシさん!』
坪庭のみえる特別室で新茶を頂く・・・。 芹沢美術館にて
新茶を頂きながら 雨に煙る垂れ梅に魅せられる
午後三時頃だったかなぁ・・・。小雨がそぼ降る中、私は芹沢美術館を目指して歩き出しました。。我が家から美術館まではゆっくり歩いても15分程度で到着してしまう距離なんです。散歩には短すぎる距離ですが、雨だからこそ見ておきたいものがあったのです!
それは館内の特別室から眺めることが出来る【垂れ梅】の坪庭なんです。梅の花の時期はとっくに過ぎてしまっているけれども、『雨に濡れる新緑の垂れ梅の姿もなかなかいいんじゃないのかなぁ・・・!』と思い立ちやって来たのであります。
『こんな坪庭を住宅の一要素として取り入れることが出来たなら・・・素敵だろうな・・・。』しっとりと濡れた緑は美しく、暫しその美しさに見入ってしまいました。
ソファーに腰掛け坪庭を眺めていたら、なんと日本茶インストラクターの方が、心をこめて呈茶して下さったのです!美味しいお茶を頂きながら、【雨に濡れる新緑の垂れ梅の姿に魅せられる!】たった一時間の散歩ではありましたが、なんとなく得した気分に浸ることが出来た【雨の立夏】でありました。
羊羹も好きだけど洋館も大好きなんです! 静岡の素敵な建物巡り
静岡の素敵な建物めぐり エンバーソン邸
静岡にだって探してみれば素敵な建物は残っているはず!と思い立ち・・・先ずは【エンバーソン邸】をちょこっと見学して来ました。
私・・・『羊羹も好きなんですけど洋館も大好きなんです!(笑)』この日も若葉が萌えあがる中で歴史あるエンバーソン邸がなんともいい雰囲気でありました!無垢材を惜しみなく使った床板には若葉色の光りが反射して薄暗い室内はグッとシックな雰囲気に包まれていました。
濃いブラウン色(木部の色合い)と純白の塗り壁のコントラストが室内に落ち着きと豪華さを巧みに演出していように感じます!『うん!やっぱり歴史ある洋館の魅力っていいもんだなぁ~!』
『削ろう会! (株)寺田工務店も駿河の国から旗揚げします!』
削ろう会にチャレンジしてみます! 手道具を扱う喜びを!
『決めました! 会社をあげて 削ろう会に参戦いたします!』 参加するからには弊社の大工職には気合いを入れてチャレンジしてほしいと思っています!
今月(5月)の24・25日に 富山県高岡にて【削ろう会】高岡大会が開催されるのですが、(株)寺田工務店の家造りスタッフ(大工職メンバー)も初挑戦させて頂くことに決めました!
どうしてこのような大会に参加することを決めたかと言いますと・・・先ず第一に弊社の大工であります【海野】が非常に手道具(刃物収集)には拘りがある若者でありまして、前々から『社長!削ろう会って知ってますかぁ!?』と私に対して参加したいという意思表示を示して来たからであります。
昨今の大工道具と言ったら・・・電動工具等が非常に多くなり、本来の大工道具(手道具)の素晴らしさを発揮させる仕事内容は激減しているのが現状です。(現代の家造りは 施工スピードを非常に要求されていますし、耐震金物等の取り付けは電動工具でなければまったく仕事にならない状況なのであります。)
しかし!家を造る上で 昔から変わらずに有り続けたいものと言ったら、家造りのメインとなる職種であります【大工の心意気】であります!
この意気込みを研ぎ澄まされた刃先に集中させて、職人としての誇りを持ち続けお施主様の為に【いい家造り】に精進して行こうと言う気持ちが大切なんです!
今回の大会に参加させて頂けば、全国から素晴らしい職人魂と技術を持った方々が集まるのですから、弊社の大工職メンバーにとっても大きな刺激となり得るものは大きいことと思います。
そんな訳で遠方ではありますが、駿河の国から富山県高岡にむけて【削ろう会・高岡大会】に(株)寺田工務店の大工職メンバーを送り出すことに決めました!
海野は新調した赤樫の鉋台に自慢の刃を差し込み準備万端の様子!富山は新入社員の森山に『・・・いったいどうやってこの短い期間で砥ぎを教えることが出来るんだぁ~!?』と嘆き気味に思案している様子でありました。
兎に角 削ろう会に初挑戦いたします! 競技記録を争うではなく、職人魂に磨きを掛けるきっかけとなり、お施主様の為の【いい家造り】に精進して行ってほしいと思っています。