気密測定の実施 C値を知って次世代省エネルギー住宅を造り上げる
気密測定の実施 C値(相当隙間面積)
静岡市清水区M邸現場におきまして、【気密測定】の実施が行われました。皆様は【次世代省エネルギー基準】と言う言葉をお聞きになったことが有るかと思いますが、今回の気密測定によって【C値】を知ることが出来るわけです。このC値が省エネ効果を向上させる一要因となっているのです。
そもそも【次世代省エネルギー基準】とは、地球温暖化防止の一環として、住宅におけるエネルギー消費に伴うCO2排出削減を目的に設定された、現在の省エネ最高水準となる基準です。
気密性能(C値)は実際に現場測定されます。
結果はもちろん【合格です!】M邸のC値は次世代省エネルギー基準を楽々クリアー!非常に省エネ効果が高い建物であることが今回の測定結果からも証明されました。計画的な換気を実施するにあたってもこのC値(気密性能)が重要となるのです。
室内の空気を強制的に排出することにより室内外の圧力差を生じさせます、そして圧力差と流量を測定しグラフを作成します。その結果から相当隙間面積を算出します。
測定結果を21世紀住宅研究所の水野氏が弊社の家造りスタッフに分かり易く説明してくれました。
測定結果の値は気密測定器にデジタル表示されます!(専用のプリンターに出力された測定の値は性能報告書として後日お施主様にご報告させて頂きます。)
C値が2以下であれば北海道などの条件が厳しい(地域区分Ⅰ)場所であっても次世代省エネルギー住宅としての基準をクリアーしていますが、M邸の測定結果は0.47でありますからその基準を遥かに凌ぐ好成績であったことが実証されました。
高気密・高断熱・高耐震の【いい家造り】を目指してスタッフ一同精進してまいります。新入社員の森山は今回が初めての気密測定立会でした。
建前作業の時から必死で大工仕事に取り組んで来た彼女にとって今回の測定結果はその証として十分に証明されたことになりました。