2008年04月
重量鉄骨建て方作業開始! 静岡市駿河区K邸
鉄骨建て方作業開始 駿河区K邸現場
4月26日(大安) 鉄骨資材搬入(梁材)・・・そして今日28日は重量鉄骨の建て方作業を行いました。昨年の6月20日の建築基準法改正に伴い、建築確認申請業務に要する時間がかなり長期に渡ってしまった為、お施主様のK様にはご迷惑をお掛けしておりました。(国が認める構造計算認定プログラムが明確に定まっていなかった事等が原因なんです。)
兎に角 建て方作業に着手することが出来ました!朝一の安全確認ミーティングを済ませた後には皆で『今日は安全第一の精神で頑張るぞ~!』とこのポーズ!
現場の全面道路の状況は交通量が非常に激しく、第三者の方々に迷惑の掛らぬ様注意をしなくてはなりません。
K邸の鉄骨柱は地中梁部分から3階屋根部分の高さまで一本物なんです!構造的には非常に丈夫でありますが、吊り込み作業には周囲の状況に気を配り、細心の注意が必要です。
近隣の建物はかなり隣接していますし、周囲の電柱からは多くの電線類が四方八方に伸びています。そんな状況の中でも鉄骨建方作業専門の鳶職の親方の冷静な判断で作業はスムーズに行われて行きました。
お施主様のK様も骨太な重量鉄骨の各材料を見て『やっぱり寺田さんに頼んで良かったよ!』と笑顔で言って頂いたことが嬉しかったです!
ゴールデンウィーク明けには地中梁の鉄筋配筋作業にかからせて頂きますが、丈夫な基礎構造にも満足頂けることと思います。
(株)寺田工務店では建物の構造を問わず(鉄骨であっても木造であっても)地震に強く耐久性のある建物造りを【いい家】を造り上げる為の最低条件にして高耐震・高耐久の家造りに力を入れて行きます。
4月は大変雨が多く作業がスムーズに行えませんでしたが、5月は文字通り【皐月晴れ】の爽やかな青空が続く良いお天気になってくれたらな!と願っています。
各現場のお施主様方の為に、一日も早く新しい家にて家族団欒の時間を過ごしてほしいと願っています。その為には私をはじめとし、(株)寺田工務店の家造りスタッフが更にさらに頑張らなくてはなりません!(真夜中・・・一度目が覚めてしまうと各現場の段取りの事で朝まで眠れなくなってしまう私ですが、新しい月を迎える前に気持ちを引き締め直し、家造りに精一杯精進して行きます。)
白い小花が揺れながら初夏の香りを楽しませてくれます。【君影草】
白い色って素敵ですね! 君影草(スズラン)の花
静岡市清水区三保のお施主様から初夏を感じさせる素敵なお花を沢山頂いてしまった!優しいグリーン色の葉っぱに隠れるようにして白い小花たちが春の風に揺れています。
【君影草】(スズラン)を頂いてしまったのである!元々私は小花が好きなのでありますが、このスズランも大好きなのであります!葉陰に隠れるようにして白い花を小さく揺らしているその意地らしい様子がなんとも可愛く感じてしまうのです。
白い色って素敵でよね!その物の持つ純粋さがこちら側に優し伝わって来るのですから!清水区三保のM様の外壁色もこの君影草の白い小花のようにとてもピュアーな白色なんです!
その純白さの中にアクセントとして濃い目のブラウンを一部取り入れてみました!5月中旬にはお施主様のご好意によって構造見学会(5月17・18)を開催させて頂く予定になっています。高耐震な造りの良さを体感して頂けるだけでなく、【白】を基調としたシンプルモダンな外観スタイルもお楽しみ頂けることと思います。
只今 (株)寺田工務店の玄関先は 君影草の優しい香りで一杯です!『もう直5月に突入です!お施主様と共に造り上げるいい家造りに益々頑張って行きます!』
ガーデンプランニングなら【作造】さんで決まりです! 駿河区S邸
エクステリア・ガーデンプランニングのプロ! 【作造】
静岡市駿河区S邸現場も外壁工事が完了し、既に外部足場も取り払われています、建物内部の内装工事も完成間近です。
今日は当事務所にてエクステリア・ガーデンプランニングのプロ【作造】さんと外構プランの第一回目の打ち合わせを行いました。
作造さんは庭(ガーデン)造り・エクステリアプランニングのプロとして幅広く活躍されている会社であります。代表の片倉氏は多種に渡り持前のセンスを活かし庭(ガーデンプランニング)造りにとどまらず、あらゆる部門で【空間プロデュース】を成し遂げている方なのです!片倉氏とはまだ知り合ったばかりですが、仕事に掛ける情熱がこちら側へビシビシと伝わって来るではありませんか!
ゴールデンウィーク前のお施主様を交えてのお打合せが今からとても楽しみです。【いい家造り】&【理想の庭造り】をトータルに考え心地よい空間を造り上げて行きたいと思っています。
いい家を建てる喜びを知ってしまったら! もう止められません!
いい家を建てる喜びを知ってしまったら!駿河区O邸建て方作業
静岡市駿河区O邸現場です! 今日はこのメンバーにて建て方作業を開始いたします!サポート(応援)大工職の皆さんも既に弊社のスーパーウォール工法を経験された方々ばかり!今回は弊社の海野を現場職長といたしまして建て方作業に取り掛かります!(今回も家造りメンバー全員がとてもいい顔をしています!・・・・お施主様の【いい家造り】のために誰もが精一杯自分の力を出し尽くしたいのであります!)
建て方作業の技術的な話は次回にUPさせて頂くとして・・・今回は建前作業が2回目の【ARISA】にスポットを当てて記事にさせて頂きます。
『・・・・どうですか!?彼女! いい顔しているでしょ!』・・・女性でありながら知力も体力も十分に必要な大工職を望み、今年の4月に正式に(株)寺田工務店の家造りスタッフの一員となりました【ARISA】です!
建前デビューは先日のM邸現場でした。その時の経験を生かして【自分から進んで仕事を見つけ】自分の出来る作業にチャレンジしていました。
お施主様の【いい家造り】の為に精一杯作業する喜びを知ってしまったら・・・もう後には引けません!大工職というプロフェッショナル技術をこれからどんどん身に付けて頑張ってほしいと私も願っています。
【ARISA】もこのぶんだときっと・・・・竣工時に建物をお引き渡しをする瞬間、お施主様に自分の造り上げてきた宝物を一瞬にして取られてしまったような錯覚に陥ることでしょう!(・・・現に私がそうなんです!建物が完成し、鍵のお引き渡しをした瞬間には・・・急に宝物を取られてしまったような寂しさを覚えるのであります。)
【家造り】には不思議な魅力があるのです!寒い日も・・・暑い日もお施主様の【いい家造り】の為に精一杯頑張ろうっという力が湧いて来てしまうのですから本当に不思議です。
建前作業がまだ2回目の彼女【ARISA】も既にこの魅力に捕り付かれていることでよう!これからまだまだ辛いことや、難しいことにチャレンジして行かなければ彼女が望むような【大工職】にはとてもなれません!
持前の明るさで先輩達の技術に食らい付いていってほしいと強く思っています。
建前作業は何度経験しても気持ちの良いものです!
『お施主様の為に精一杯頑張りたい!』と言う気持ちがどんどん湧いて来るのですから!(株)寺田工務店の家造りメンバー全員がそんな思いで作業に取り組んでいます。
追伸! 腰に手を当て 先輩方が一生懸命作業しているところをじっと見上げているその姿には、【親方】の風格さえも感じてしまう程です!
【ARISA】にとって生まれて2回目の建前作業でしたが、『大工職って素晴らしい!・・・家造りって最高!!』と感じることが出来たのではないかと思っています。
『しっかりと養生しなくては!』 建て方作業前の段取り その1
仕上げ工事に至るまでの大切な養生作業なんです!
今月の23日より建て方作業を予定している静岡市駿河区のO邸現場です。今日の作業は、1階の床下地合板(24mm厚の構造合板)を張り上げ、その上に構造材(材木)の搬入を済ませるまでが大きな作業工程の流れです。
上部の写真は、床下地(構造合板)上を特殊のシートで養生しているところです。この養生の目的は、床下地(構造合板)が雨により濡らされてしまうような事が無い様にする為です。(構造合板は濡れてしまうと品質が落ちてしまうので、非常に気を使わなくてはなりません。・・・・しかし意外と多いんですよ!雨に濡れてもそのままで養生対策もとっていない他社さんの現場を度々見掛けることがあります。)
【いい家】を造り上げるまでは、お施主様の大切な材料等は極力濡らしたくありません!仕上げの床板(フローリング材)を張り上げるまではしっかりと養生が出来る対策が必要なのです。
高級な材料を使用しているからと言って【いい家】造りとは言えません!重要なのはお施主様の各材料を真心籠めて大切に扱うことにあるのではないでしょうか!!そんな思いで各養生作業に取り組んでいます。お施主様と共に造りあげる【いい家造り】の為に!
システムキッチン選ぶなら! トステムショールーム静岡へ御越し下さい!
システムキッチンからインテリアキッチンへ!
静岡市駿河区のO様(奥様)にトステムショールーム静岡にお越し頂き、システムキッチンの第一回目のお打合せをさせて頂きました。
キッチンは料理を作るだけではなく、家族や友人と寛ぐ場所でありたいものです!キッチンとしての機能は勿論のこと!・・・家族の会話が広がるような空間作りを目指して行きたいものです。
この考え方は単にキッチンという概念を超えて、家族が楽しく集う空間になくてはならない【家具=インテリア】である!と言う発想からスタートしているのではないでしょうか!?
トステムショールーム静岡には専門知識豊富なスタッフが勢揃い!ご希望に叶うプランをお客様と十分にお打合せをさせて頂きながらコーディネートさせて頂きます。
気密測定の実施 C値を知って次世代省エネルギー住宅を造り上げる
気密測定の実施 C値(相当隙間面積)
静岡市清水区M邸現場におきまして、【気密測定】の実施が行われました。皆様は【次世代省エネルギー基準】と言う言葉をお聞きになったことが有るかと思いますが、今回の気密測定によって【C値】を知ることが出来るわけです。このC値が省エネ効果を向上させる一要因となっているのです。
そもそも【次世代省エネルギー基準】とは、地球温暖化防止の一環として、住宅におけるエネルギー消費に伴うCO2排出削減を目的に設定された、現在の省エネ最高水準となる基準です。
気密性能(C値)は実際に現場測定されます。
結果はもちろん【合格です!】M邸のC値は次世代省エネルギー基準を楽々クリアー!非常に省エネ効果が高い建物であることが今回の測定結果からも証明されました。計画的な換気を実施するにあたってもこのC値(気密性能)が重要となるのです。
室内の空気を強制的に排出することにより室内外の圧力差を生じさせます、そして圧力差と流量を測定しグラフを作成します。その結果から相当隙間面積を算出します。
測定結果を21世紀住宅研究所の水野氏が弊社の家造りスタッフに分かり易く説明してくれました。
測定結果の値は気密測定器にデジタル表示されます!(専用のプリンターに出力された測定の値は性能報告書として後日お施主様にご報告させて頂きます。)
C値が2以下であれば北海道などの条件が厳しい(地域区分Ⅰ)場所であっても次世代省エネルギー住宅としての基準をクリアーしていますが、M邸の測定結果は0.47でありますからその基準を遥かに凌ぐ好成績であったことが実証されました。
高気密・高断熱・高耐震の【いい家造り】を目指してスタッフ一同精進してまいります。新入社員の森山は今回が初めての気密測定立会でした。
建前作業の時から必死で大工仕事に取り組んで来た彼女にとって今回の測定結果はその証として十分に証明されたことになりました。
Message(メッセージ) 2008in静岡
家造りに対する熱い想いを存分に語ってくれました!
グランシップにて1:30より(4月15日)【Message(メッセージ)2008in静岡】が開催されました!私も現場作業を一旦抜け出し、【家造り】に対する熱い想いを持った男達からの各発表をじっくりと体中に叩き込んで参りました!
御客様方のニーズに十分応えられるような!・・・そして高耐震・高耐久の造りの良さによって末長く愛して頂ける建物を造り出して行く為に!今回の公演で私の得たものは非常に大きかったと思います。
【いい家】造りに対して同じ志を持った皆さんが真剣になって参加されていたのが印象的でした!私も皆様(静岡県下の優良工務店)に負けないように頑張らねば!
究極の薄さを目指して! マイクロメーターを手に入れました!
このメーターで鉋屑の厚みを計測します!
5月24・25日に行われる【削ろう会】に弊社の大工達も参加させようと計画を立てています!いかに鉋屑を薄く削り出すことが出来るのか!?全国の腕に自信のある大工さんたちが一斉に集まるのです!
鉋屑の厚みを計測する特殊な機械も購入しました!マイクロメーターと呼ばれているものなんです。あとは当日の大会に合わせて練習のみ!
弊社の海野はこの大会に照準を定め有名な台打ち職人に鉋台を発注したとか!かなり気合入ってます!!
ダントツルーフパネルⅢで大空間も断熱バッチリ! 清水区M邸
ダントツルーフパネルⅢで快適空間作りを!
開放的な吹き抜け空間や屋根(小屋)形状を生かしたロフト作りなどは、単調になりがちなお部屋に変化を与え夢ある空間を提供してくれます。
しかし、このような屋根形状を利用した大空間は優れた断熱性が保つことが出来なければ、せっかくの夢ある空間も台無しになってしまいます。快適に過ごして頂く為には、優れた断熱性と気密性そして計画換気が最低必要条件なのであります。
静岡市清水区三保のM邸新築工事にて施工させて頂いている屋根下地材は、優れた気密性・断熱性を発揮してくれる【ダントツルーフパネルⅢ】であります。
開放的で一年中快適な室内環境を保つことが出来るように!そして自慢できる我が家流のこだわりスタイルをお楽しみ頂く為に!【いい家造り】目指して頑張って行きます。
削ろう会にチャレンジし匠の技を磨いて行こう 先ずはマイクロメーターを!
削ろう会に参加したいのですが! 匠の技に挑戦!
【削ろう会】に参加したいのですが!!『先ずは社長~!マイクロメーターを買って下さい!』とこんな事を言い出したのは弊社の海野であります。
『削ろう会』とは、台鉋を使って出来るだけ薄く!出来るだけ幅広く!出来るだけ長い!【鉋屑】を出そうという興味深い集いなのであります。
鉋屑の厚さを数ミクロン(1ミクロン=1/1000mm)に削り出すには、鉋刃の仕組み・鉋台の調整・鉋刃の研ぎ出し・選りすぐりの砥石、そしてこれらの全てを統合する【人の技】が調和して成せる事なのです。
【木を薄く削れる】ことが木材の表面を【きれいに仕上げる】ことにつながり木材を多用した日本の建築と、自然の木肌を好んだ日本人の感性が生み出した技ともいえます。(削ろう会の紹介文から抜粋)
日本の大工道具を使い込むことを楽しみ、【木の魅力】を根底から発揮する鉋削りの技術を大いに磨こう!という大会なのであります。なんとも弊社の海野が好みそうな大会なのであります!
『この大会に弊社の大工職を参加させるからには大会用の練習をしなくては!!』・・・それには先ず鉋屑の薄さを計測する専用の【マイクロメーター】を購入し事前に試してみなければ!
・・・そんな訳で只今 このマイクロメーターを購入するか否か検討中なのであります。(定価50000円かぁ~・・・・キビシ~イ!)
今回の大会日まであと僅か!(確か5月24・25日 高岡にて)・・・私としては各現場の段取りを付けてなんとか弊社の大工職を参加させてみたいのですが・・・。どうなりますことやら・・・。
金物計算表をじっくりと確認しながら作業に取り掛かります 清水区M邸
彼女の仕事は重要なんです! 接合部金物取付作業
静岡市清水区三保のM邸現場です。レッカー(重機)を必要とする建て方作業は二日間で完了し、各大工職は次の工程に入りました。
4月1日をもって正式に(株)寺田工務店の家造りスタッフとして頑張っている森山の仕事は各接合部に於ける金物取り付け作業なんです。
この作業は木造住宅の耐震強度を確保する為に非常に重要な作業なのであります。構造専用(木造用)ソフトを使い【耐震等級3】を確保する為に計算された各接合部における金物の取付表をじっくりと確認しながら作業に取り掛かっています。
職長の富山から現場用の金物取り付け表の見方を指導されているところです。現場用の金物取付表は金物の種類ごとに色分けされています。今回は7種類程の接合金物が用意されています。
各箇所の金物の種類は構造計算によって決められているので、適材の金物によって取付忘れが無いよう注意しなければなりません。
地震国ニッポンにおいて・・・高耐震な木造住宅に造り上げる為には、このような地道な作業が重要なのであります。
【金物プレートを止めるビス一本々にも、全神経を集中させ!】
『私の仕事が高耐震木造住宅を造り上げるうえで最も重要なんだ!』と言う誇りを持って作業に臨んでほしいと思っています。