瓦荷上げ開始! 燻し銀の輝きがなんとも眩しく感じます。
日本瓦(燻し瓦)の美しさ 真夏の太陽に照らされて・・・。
静岡市駿河区にありますS邸の工事状況をお伝えいたします。(前回お伝えさせて頂いた時の状況は既設屋根下地の改修でした。)
葺き直しをするための新しい瓦(淡路の燻し瓦)の荷上げを開始いたしました。以前は土葺きされていた屋根の重量も今回の工事で半分以下になったことでしょう。
ギラギラと真夏の太陽に照らされて屋根上の体感温度は40度を超えているのではないかと感じる程の暑さです!
この暑さの中、瓦枚数にして6000枚ほどの燻し瓦を葺き込んでいかなくてはなりません!『瓦職人の大石さん!しっかりと水分補給しながら作業して下さいね!』(・・・私などは工事写真を撮っているだけでもこの暑さで頭がクラクラとして来ます・・・。)
幾重にも軒先が重なり合う部分があります。顔も入らないほどの狭い部分も1枚ずつ丁寧に桟に掛けながら留め付けていきます。(桟葺き工法)
水下から水上に向かって1枚・・・1枚丁寧に葺き上げられていく燻し瓦。6000枚の瓦がすべて葺き込まれた時の屋根瓦の美しい姿を思い浮かべながら工事を進めていきたいと思っています。
2007年08月01日 08:42| コメント (2)
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この記事へのコメント
ゆみさんへ こんにちは
コメント頂きまして 有難うございます。
【瓦人】・・・そうなんです!このTシャツは現場の中でも飛び切り目立っていました。
職人さんのスタイルも時代とともに変わってきましたね!
はじめまして、ゆみと言います。
「静岡スタイル」から、きました。
職人さんのTシャツに、目がくぎづけになりました。
「海人」って言うのは見たことあるんですけど・・
「瓦人」は、初めて見ました。