地震に強い家造りを目指して! (A邸・耐圧盤基礎の施工状況)
地震に強い家造りは基礎が大切! (耐圧盤基礎の施工管理)
4月28日・29日の構造見学会の開催現場となりますA邸の耐圧盤基礎の施工状況をお伝えさせて頂きます。先日の地盤改良工事の次の作業は、構造の要ともなる重要な部分の基礎工事です!もちろん耐圧盤形式の丈夫な基礎ですが当社のこだわりとして、地震などの外力を受けても粘り強く持ち堪えてくれる様に鉄筋配筋はダブル配筋を採用しています。コンクリート打設前の配筋検査は、とても重要な検査となります。決して職人任せや公の検査機関に任せっ切りには出来ません!建物の設計者(寺田康典)及び施工責任者の私(寺田雄一)が自分の目で検査します。(以外と多いんですよ、建物の受注確保に追いまくられて現場の施工を疎かににしている代表者の方々って!それが現在の建築産業の姿かもしれませんが、しかしそんなことがあっては絶対に地震に強い家造りは果たせません!必ず自分の目で確かめるこれが我が社の鉄則です。
上部の施工写真は縦・横200ピッチのダブル配筋された耐圧盤の配筋要領です。定められたコンクリートの厚みの中に精度良く配筋されていることが重要なポイントです。どんなにぶ厚くコンクリートを打設したところで鉄筋が適切に配筋されていなければまったく意味が無いのです。
基礎作業の達人と言ったらこの人!青木工業の青木治さんです!土工事・コンクリート工事・鉄筋工事・左官工事などのすべての知識と技術が必要となる基礎工事を安心して依頼することが出来る頼れるサポート業者なのです!青木さんの眼光鋭い視線が場内の隅々まで行き渡り基礎作業は慎重かつスピーディーに行なわれて行きます。現場の進行状況がスムーズだからこそ生まれる職人さんの笑顔!これもすべて基礎工事の親方!青木治さんのお蔭であります。
ホームエレベーターのピット(床盤)の鉄筋配筋などはご覧の通り通常の床盤よりも更に太い鉄筋が縦横に正確に組まれていきます。コンクリート打設前の各箇所の配筋検査もすべてOK!いよいよ耐圧盤コンクリートの打設作業となります!ポンプ車のオペさん・コンクリートを均す左官さん・コンクリートが密実に施工出来るようバイブレーターをかける土工さん,そして全ての基礎工事の施工を管理する青木さん!みんな準備OKのようです!『それでは只今から耐圧盤コンクリートの打設作業に掛かります!』 と青木さんの号令にてコンクリート打設作業の開始となりました。
私(寺田雄一)も配筋検査に引き続きコンクリートの打設状況をチェックして行きます。生コンの搬送時間及び配合の確認・埋設配管等の確認等々を一項目ずつチェックして行きます。各生コン車のリレーも非常にスムーズに進み、終始一貫して密実なコンクリートの打設作業の施工が出来ました。私といたしましても非常に満足の行くA邸基礎工事の作業でありました。
翌日(3月14日)AM6:30分からの墨出し作業です!この時期まだ朝一番の冷え込みは少々辛いものが有りますが、弱音を吐いていてはいられません!設計者の(寺田康典)そして現場責任者の私(寺田雄一)及び木工事担当の富山・海野が昨日打設したばかりのコンクリート上に一本一本丁寧に内部基礎立上りの墨出しをしていきます。現場一面が漸く朝陽で輝き出した頃には、墨出し作業も完了!それを待っていたかのように基礎工事の職人さん達が各箇所に型枠材を配っていきます。天気の良い日が続けば今週末には基礎立上り部分のコンクリート打設作業となります!基礎が完了すればいよいよ木工事(建て方作業)の開始となります。建前作業は、きっと桜が満開の頃となることでしょう!『いい家造り』目指して頑張って行きます4月28日・29日の構造見学会是非ご来場して頂き地震に強い構造体を御体感して頂きたいと思っています。
この記事へのコメント
藍ちゃんママさんへ こんにちは
コメント頂きまして有難うございます。
お体の調子はもう100パーセント戻りましたか~?春先は天候が不順で寒い日もありますから、まだまだ気を付けてくださいね!
青木治さんは本当に仕事人間!基礎工事の仕事が大好きなんですねきっと!自分の仕事にプライドを持っていらっしゃる方です。仕事への厳しさがあるから現場に笑顔が生まれます。そんな現場の雰囲気が私も大好きなんです。『いい家造り』目指してをこれからも頑張ります。
青木工業の青木治さん!素敵な笑顔ですね。
いつも勉強になります。
楽しい現場なんだろうな~!