福ハ内 鬼は外!・・・・あなたの家に鬼は居ますか?
家の守り神 鬼瓦 どんな顔をしているのかな?
今日は節分、豆まきしなくちゃ!・・・・大きな声で『福は内! 鬼は外!』年男の私も張り切って豆まきをしたいと思っています!『今年も皆様と、いい家造りを通して素晴らしい出会いがありますように!』
ところで、鬼っと言ったら私の場合職業柄か『鬼瓦』を思い浮かべてしまいます。皆さんはどうでしょうか?大きな寺院などの瓦屋根をよ~く見渡してみると、こわい顔をした鬼を見つけることが出来るかもしれません。しかし一般の家には鬼瓦の『鬼』はなかなか見当たりませんね!?これはいったいどうしてなんでしょう?
遥か昔、寺院などにしか瓦が用いられていなかった時代に、鬼瓦は魔除け・厄除けなどのために用いられて来ました。やがて江戸時代頃となると段々と瓦が一般の屋根にも使われ始めました。その頃には『鬼』の代わりに『雲』や『水』を表現したものや、『鶴』や『亀』を表現したものなどがゆっくりと広がっていきました。鬼瓦に水や雲を表現させ『火』(火災)から身を守り、『鶴や亀』などのおめでたいものを表現し『商売繁盛』を祈願したのでしょう。
皆様の家、あるいは皆様のご実家には、この『鬼瓦』はありますか?『水』をイメージしたものですか?それとも『鶴や亀』といった縁起の良い生き物をイメージしたものなのでしょうか!?じっくりと観察してみると新たな発見があるかもしれませんね!
(株)寺田工務店も今までに多くの和風住宅を建設して来ました。鬼瓦もさまざまです。その家に伝わる家紋や『水や雲』をイメージしたもの、その他にも鶴や亀!例え『鬼』の顔をしていなくても『家の守り神』として高い屋根の上から四方八方に睨みをきかせているのですね!昔から伝わるものって・・・形を変えながらもそこに住まう人々のためにこれからも受け継がれて行くのでしょうね!『和風住宅ってそこが魅力だと思いませんか!?』