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木造住宅の耐震リフォーム  (K邸)

K邸 外装完了 (木造住宅の耐震リフォーム)

耐震補強工事+快適リフォームで『暮らしUP!』

K邸の耐震補強及び内外部リフォーム工事が完了いたしました。外部に至っては重い瓦を金属瓦へと葺き替え『屋根の軽量化』をはかりました。さらには既設外壁を全て撤去し、断熱材を挿入、そして全てに構造合板を張り上げ耐震性能をUPそして仕上げは断熱材入りの金属サイディングで仕上げればご覧の通り外観イメージもグッと明るくなりましたね

K邸 着工前 静岡市駿河区

老朽化の激しい古い木造住宅は、耐震上非常に危険な状態であることが予想されます。『家』とはそこに住まう方々の命を守る役割があります。知識豊富な耐震補強診断士に現状調査を依頼して補強方法を検討しましょう!

K邸 屋根の軽量化工事(1) K邸 屋根の軽量化工事(2)

屋根を軽量化することは耐震上非常に効果が大きいことと思います。重い瓦屋根の場合、建物一軒当たりに対して普通乗用車の2~3台の重さにが屋根の上に乗っていることになりかねません。老朽化の激しい木造住宅ではこの重みに地震の水平力が加わると倒壊のおそれが非常に高いのです。金属屋根材はその点耐震上優れた屋根材であると言えます。

既設外壁撤去状況 既設外壁撤去 断熱材挿入 構造合板張り

既設の外壁を撤去して構造合板にて全面張り上げます!『面構造』となった外壁は地震の揺れの力を分散してくれるので、筋違(すじかい)等のように集中的に外力を受け端部が破損してしまう危険性がすくないのです。仕上げは退行性が良く、軽量な金属サイディングで張り上げます。断熱材が挿入されたものは、想像以上に断熱性能がいいんですよ!

外部オール構造合板張り 断熱材入り金属サイディング貼り

外部だけでなく内部の改修状況もご覧頂きましょう。耐震補強工事を兼ねた二間続きの和室のリフォームです。耐震上丈夫にするという目的はもちろんのこと、今回のリフォームで『暮らしUP』を楽しみましょう!

内部のリフォーム 着工前

上の写真は階段下を利用した押入れ部分の着工前の状況です。今回の工事で縁側部分の垂れ壁も撤去して光を多く取り入れることの出来る洋間へとリフレッシュさせることになりました。

既設の床板撤去 既設の階段した収納のリフォーム

既設の床板の撤去作業から内部の造作工事まで担当の海野が丁寧に作業をこなして行きます。階段下の押入れだった所にテレビをビルトインすることになりました。そのテレビの上にも収納出来る様に階段の勾配を上手く利用してクローゼット内部に2段の棚を設けることが出来ました。6帖だった和室は、縁側との境を無くし全面フローリング貼りとすることによって8帖の広々空間に生まれ変わりました。

リフォーム後 生まれ変わった階段下の収納 

続いて反対側の和室だった部分の改修状況です、ご覧下さい。

着工前はとっても暗いイメージでした 

二間続きのもう一方の和室は、一部だけ畳コーナーとしてそれ以外はフローリング貼りとすることになりました。一間半(約2700mm幅)間口の襖で仕切られていた部分も全面開口出来る様に、今回耐震壁を作った部分を利用して3本引き戸といたしました。こうすることによって8帖+8帖の広々スペースの洋間にとリフォームすることが出来ました。

天井を高く お部屋が広々! 畳からピカピカのフローリングへリフォーム!

天井を高く!そして木目の美しいフローリング貼りへと工事は着々と進んで行きます。二間続きの和室はフローリング貼りの洋間となった訳ですが、ご主人様のご希望通り一角に畳コーナーを設けました。お孫さんが遊びに来た時のステージだそうです!普段はご主人様が昼寝スペースとして使われるとか・・・・。

畳コーナーも設けました! 畳コーナーの下にも収納スペースを完備!

フローリング面よりも一段高くなった畳コーナーの下の部分を収納スペースにしてみましょう!夏に使う籐の敷物や冬のホットカーペットなどなど!長物を収納しておくには持って来いのスペースではないでしょうか!?『木造住宅の耐震リフォーム』とは!?もちろん地震の揺れに対して倒壊しないように丈夫な家へと補強工事を行なうことが目的ですが、この際今まで使い辛いと感じていたお部屋のリフレッシュリフォームも実行してみてはいかがでしょうか!?

畳コーナーと広々フロアー リフォーム完了!

K邸 内装(1) K邸 内装(2)

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2007年02月23日 16:29 | トラックバック (0)