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瞳が輝いていたね! 体験学習の生徒さん

体験学習 (地震対策について語る)  (株)寺田工務店 事務所にて

体験学習の生徒さんを受け入れて

『体験学習をさせていただきたい!』というお便りを今年の7月にいただいていました。その時の封筒の中には、生徒さんからの手紙が入っていたのです。

その内容は・・・『自己の生き方・自己の進路を考える機会として、日本の建築をさぐる・・・をテーマにして、地震などで家が壊れたくさんの人々が亡くなったり、苦しい生活をしている人がいるので、そういうことを防ぐために、どんな工夫をしているのか調べてみたいと考えています。・・・・(生徒さんの文章はまだまだ続く・・・・。)大変無理なお願いで申し訳ありませんがそちらに訪問し、体験学習をさせていただけたらと考えています。』・・・・このような内容でありました。

私は、生徒さんたちの体験学習の依頼を快くお受けさせていただくことにしていました。そして今日がその体験学習の日だったのであります。

永野より 五重塔について説明を受ける 生徒諸君 I邸現場にて  実際の現場を見てみよう!

三人ともとっても礼儀正しく、はきはきとしていました。私は、最近の住宅がどのような構造なのか?弊社が取り組んでいる工法は?大きな地震にも耐えうる耐震性能をどのようにして生み出すか?などなどを生徒さんに模型を使って説明させていただきました。

模型作りが得意な永野は、五重塔のもつ独特の耐震構造について説明していました。3人の生徒さんは、現代の住宅の耐震対策よりも、日本の伝統建築から生まれた耐震構造に強くひかれていた様子でした。

さしがねの使い方  熱く語る海野!

机の上での話しばかりでなく実際に現場を見てもらうことにいたしました。三人の生徒さんに新しいヘルメットと軍手を渡し、丸子にありますI邸に向かいました。

現場では、我が社の海野が現代の大工仕事について語ってくれました。現代の大工仕事は、技術ばかりでなくスピードが要求されるので、取り扱う道後も電動工具やコンプレッサー(圧力を掛けた空気の力を利用したもの)などなど数多くの道具を取り扱わなければいけないことなど、現状の大工仕事にについて熱く語られていました。

生徒さんの瞳の輝きは、事務所内にて耐震対策の説明を聞いていたときよりも更に輝いて見えてくるのです!ちょうど昼時になり、現場の職人(大工さん達)たちと一緒に昼食タイム!・・・和やかな時間が現場に流れていました。

I邸現場見学 鉋掛け作業に挑戦

(まな板と表札)生徒の作品 現場での昼食タイム

さしがねの使い方・鉋(かんな)・のみの使い方などなど、とても一日では、教えることは出来ませんが、大工仕事の面白さ(魅力)を少年達にもわかってもらえたらと海野の説明にも熱が入ります!・・・せっかく体験学習に遥々長泉から訪れてくれた生徒さんに記念に残るものを!っと海野が考えたのが、生徒さん自ら鉋で削って仕上げた・・・まな板と将来一国一城の主となった時に使って貰おう!と欅の表札を各自にプレゼント!

三人の生徒諸君!『今日一日お疲れ様でした!』何かを学んでくれたでしょうか!?・・・私は三人の生徒さんからとってもフレッシュなパワーを頂いた素晴らしい一日でありました!『ありがとう~!生徒諸君!』

まな板作り  檜板の鉋掛け

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2006年10月20日 15:55| コメント (2) | トラックバック (0)

この記事へのコメント

こんにちは。

今回は、先生役ですね!
生徒さん(中学生かな)も、学校の勉強とはまったく違う、現場の世界を体験して、よい勉強になりましたね。
彼らも、いつもより、熱心に、目を輝かせながら、みなさんのお話を聞いていたのではないでしょうか。
この経験がもとになって、将来、彼らのなかから一級建築士が育ってきたならば、嬉しいですね♪

まこべえさんへ  こんにちは

いつもあたたかなコメント有難うございます。

この日は正直言って体験学習に来られた生徒さん方よりも私の方が数倍も緊張していたような気がいたします・・・と同時に息子をもった経験のない私にとってたった数時間ではありましたが、可愛い息子達との会話が出来た素晴らしい一日でした。

中学生ってまだまだ子供ですね~!皆さんとても純真で可愛くて仕方ありませんでした。

いつまでもこの純粋な心を忘れずに、自分の進むべき道を見出し夢に向かって歩んでいって欲しいと思います。

11:00から3:00の4時間では、私の伝えたいことの百分の一も話せませんでしたが、今回の体験学習で感じたこと・覚えたことを毎日の生活に生かしていっていただきたいものです・・・。