丈夫なだけではありません! 基礎工事 (H邸現場)
丈夫なだけではありません (基礎の役割)
大きな地震の強い揺れにもびくともしない丈夫な家造りでもっとも大切な要素の一つが、『丈夫な基礎造り』であることは間違いありません!しかし、基礎に求められるものは、耐震性ばかりではなく、毎日の生活(暮らし)を過ごしやすいものにしてくれる・・・そんな基礎造りでなくてはなりません。今回はその中でも、防湿性と断熱性についてお話させていただこうと思います。
ご覧頂いております現場写真は、H邸現場の基礎工事の状況写真です。2階建て程度の木造住宅においては、耐震性の面からもこのような耐圧盤基礎(ベタ基礎)タイプが一般的に見受けられるようになって来ました。従来の布基礎タイプのものと比べたら、遥かに耐震上優れた基礎であると思います。(株)寺田工務店では、更に耐震性をUPさせるために、耐圧盤の鉄筋をダブル配筋としています。お施主様にも是非!御自分の目でこの施工状態を確かめていただきたい!そんな思いで丈夫な基礎造りに取り組んでいます。
基礎に求められることは、この耐震性ばかりではなく防湿性や断熱性も高めなければなりません。耐圧盤コンクリートの下(地盤面)から上がって来る湿気は、防湿シートを隙間無く施工し、基礎内部の湿気をしっかりと防ぎます。
冬場など床からの冷え込みを防止するためには、基礎外周部分を重点的に断熱し、更に基礎内においても気密をしっかりととり、外気の影響を受けにくくする必要があります。(株)寺田工務店では、全ての住宅(木造住宅)にこの様な基礎断熱工法を採用しています。耐震性能だけでなく、毎日の暮らしを一段と快適に!そんな思いで基礎の段階から『いい家造り』に取り組んで行きたい!と思っています。