2006年05月
基礎の中を覗いたこと有りますか? 基礎断熱工法 (T邸現場)
基礎断熱工法で省エネ! 丈夫なだけでは有りません!
皆様は我が家の基礎の中(床下)を覗いたことがありますか?基礎は丈夫さが一番!大きな地震に揺らされようとも、しっかりと建物を守ってくれるような、強靭さが要求される構造・造りでなければなりません。・・・しかしそれだけではないのです!基礎の中までも『省エネ』のことが考えられているのか、いないのか!?この差が暮らし方・住み易さといった点で大きな違いが生まれてくるのです。(株)寺田工務店では、『基礎断熱工法』を採用しています。外部からの温度差の影響を抑え、省エネ住宅としての効力も充分にUPします。さて・・・今回のT邸現場を覗いてみることにいたしましょう!
丈夫な基礎コンクリートが完成し、じっくりと養生期間を設けたあと、いよいよ土台据付の作業に掛かります。先ずは基礎の天端(てんば)に気密性を高めるパッキンを施工いたします。なぜこの様に気密性をUPされなくてはならないのかと言いますと、基礎内までも機械的に空気の流れを作り出し、室内と同じような環境を基礎の中にも!作り出そうと努力しているのであります。こうすることにより、土台や大引きといった木材は、程好い乾燥状態を保つことが出来き、構造材としても強度を極力落とすことがない状態を保ち続けることが出来るのです。
基礎部に使用いたします土台(家を支える重要な構造部材)ですが、(株)寺田工務店のこだわりといたしまして、使用される樹種は『檜材』を使用しています。建物をお客様にお引渡しする時点では、まったく見えなくなってしまう部分でありますが、そんな部分にこそ、『いい家』を造り続けるために、こだわって注文住宅を造っていきたいと思っています。防虫処理もしっかりと施した後、厚み28mmの、ぶ厚い構造合板にて、床下地を仕上げていきます。 さあっ!いよいよ建て方(建前)作業の開始です・・・。
鋼製杭打ち込み工事 (H邸現場)
丈夫な地盤が『いい家造り』の要となります!
先日H邸様現場の地盤調査を実施させていただきました。その結果地盤面から深度6メートルのところに強固な、建物の過重をしっかりと支えてくれる地盤があることがわかりました。お客様でありますH様も、『いい家造り』に対してとっても理解のあるお客様でありまして、『いい家』をずっと末永く使っていただくためには、『丈夫な地盤造り』が欠かせない!と明確な考えをお持ちのお客様であります。今回基礎工事の前に(株)寺田工務店が実施したのは鋼製杭打ち工事であります。
丈夫な基礎!・丈夫な躯体!(建物本体)をこれから施工させていただくのでありますが、地盤の強度が『建物の荷重』をしっかりと支えることが最低条件なのであります!よく皆様勘違いされていることがあります。地盤(地面の見かけの強さ)の強さは表層(地盤面から1~2メートル程度では・・・)だけではとっても判断できないのであります。『この辺りは昔から地盤は固いから大丈夫だよ!』・・・そんな考え方が時として思わぬ落とし穴になることがあります。『丈夫な家造りは、先ず地盤から!』クドクドとご説明させていただきましたが、ここが一番のポイントなのであります!
インテリアセンスを磨こう!(その1) レディースター会
暮らしのセンスアップを身に着けよう 先端インテリアに学ぶ
レディースター会なるものがあります。・・・当然レディーでありますから、女性だけのメンバー構成の会なのでありますが、この会の目的は、女性の立場で、『いい家』・『暮らしやすい家』・『センス溢れるインテリア』などなど・・・・。を学んでいく会なのであります。隔月にて静岡トステムショールームの一角を利用し毎回勉強会を行なっております。今回は、『フィールドに飛び出して!インテリアを学ぼう・センスアップを計ろう!』・・・となりまして、名古屋を目指したのであります。
参加メンバーは、すでにこの会が発足してから1年以上の月日が流れ、気心が知れた工務店・設計事務所等の5社の女性代表者とトステムからは、スーパーウォール事業部の佐々木氏を代表に構成されています。先ずは名古屋の栄にある高級家具メーカー『カッシーナ』です。続いて『アクタス』・・・。最先端の家具デザイン・センス溢れる調度品の数々!勉強にならない訳がありません。弊社、(株)寺田工務店からの女性社員として参加させていただきました寺田真由美も専門の建築知識はまだまだありませんが、女性の立場に立って、女性のために『家』はどうあるべきなのか?暮らしをどのようにセンスアップしていくか?・・・などなどお客様(奥様やお嬢様と)と一緒になって考えることが出来るようになるための貴重な経験をさせていただきました。
『家』とは、家族の生命や財産をしっかりと守ることの出来るものでなければなりません!しかし・・・それだけではなく、生活に潤いを!家族の笑い声が絶えない明るい家庭を築くためにも、暮らしのセンスアップをお客様にご提案出来るように・・・女性メンバーで構成された『レディースター会』これからも頑張っていきたいと思っています。
丈夫な基礎造り その1 (T邸現場)
『いい家』の基本は丈夫な基礎造りが大切です。
先日の地盤調査の結果も踏まえて、当初の予定通り、『耐圧盤基礎』を施工することになりました。(株)寺田工務店が『いい家造り』の基本の一つに考えているのが、『丈夫な基礎造り』です。
上部の写真からお分かりいただけるかと思いますが、耐圧盤に使用されていますタテ・ヨコの鉄筋が、『二重』に施工されています。耐震性をアップさせるには、丈夫な基礎造りが大切です。
上下二重に施工された鉄筋を包み込むように、密実に生コンクリートが打設されていきます。家が完成すれば見えなくなってしまう部分だからこそ!しっかり施工したい箇所であります。
今回このT邸様現場の大工工事を担当させていただいている、弊社の社員、海野がホールダウン金物等の位置を正確に、型枠に記していきます。ボルトの位置出しは、基礎屋さん任せにすることなく、自ら大工職のリーダーが行なっているのです。
更に!弊社の木工事(大工工事)責任者であります富山も記されたアンカーボルトの位置を確認していきます!こうして『丈夫な基礎』と『土台』とがしっかりと結合されて行くのです。
大きな地震時には、ホールダウン金物(耐震金物の一種)等にかなりの力が掛かります!ホールダウン金物の役割は、大地震時に受ける建物の揺れにも、倒壊することの無い様、主要な柱と土台・基礎をしっかりと結合する為の金物なんです!そんな重要な役割をする金物のセット作業は、慎重にかつ精密に位置だしをし、セットしなければなりません!『いい家』造りの基本はこんな当たり前の事からスタートしています。完成してからでは、見えなくなってしまう部分だからこそ!真剣に取り組みたい最も大切な作業の一つなのです!
プラン打合せ (A邸様) こだわりの注文住宅
こだわりの注文住宅を造り上げる第一歩! ここが最も大切!
A様と平面計画の第5回目の打合せをさせていただいているところであります。すでに、A様とはお付き合いも長く、何度も完成見学会にお越しいただいたり、名古屋まで新商品の発表会を見学していただいたりと、こだわりの注文住宅・『いい家造り』のために多くの時間を費やして参りました。(株)寺田工務店とお客様との共同作業!『こだわりのいい家』を双方が練り上げていく大切な打合せなのであります。
お客様と、真に心を通わせて打合せさせていただくまでには、多少なりともお時間の掛かるものだと思います。ただ単に、商品としての住宅であればこんな打ち合せはまったく必要がないかと思います。こだわりの注文住宅!だからこそ、この打ち合わせが最も重要な第一歩となるのです。